day after tomorrow、映像とのコラボレーション 3rdアルバム『day alone』インタヴュー

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──レコーディング中はそういうやり取りが交わされるんですね。

misono:そうですね。「ごめんね」っていうフレーズでも、“やさしい「ごめんね」って感じで”とか。今回思ったのは、いつも透明な状態、クリアな状態の心を持ったday after tomorrowのmisonoでいればいいんだって思ったんですね。そしたら五十嵐さんの歌詞をもらった時に、言葉や詞の世界観をスッと受け止めることができて、素直に表現できるんじゃないかなって。“これはこうなのかな?”って頭でいろいろ考えたりすると、顔と態度と声に出るので(笑)、そういう時は歌ってても「ハイ、休憩~」ってなる。でも、休憩して他愛もない話をして大笑いした後に、まっさらな状態で一回目に歌ったバラードがよかったりするんですよ。自分が歌ってて気持ちいい声の高さと、みんなが聴いてて気持ちいい声の高さって違うんですよね。それを大ちゃん(鈴木)に言われて気がつきました。

──今回は、オリジナル映画「day alone~マノーラと姫ちゃん~」とのコラボレーションという話題もありますね。

鈴木大輔(Key/以下、鈴木):もともとは「Lost Angel」のミュージック・ドラマから今回の映画の話が始まったんですね。今って、音楽を楽しむスタイルがどんどん変わっていってますよね。iPodとかの携帯プレイヤーで聴く人もいれば、SACD(スーパーオーディオCD。従来のCDより高音質で、5.1chにも対応)を選ぶ人もいるだろうし、発信する側もネット配信する方もいれば、CDにDVDがついてたり写真集がついてたり。そういう中で、僕たちは映画を作ってみました、と。もっとさまざまな形で自分たちもアプローチもしたいし、今回の形も僕たちなりのアプローチっていうんでしょうか。映像+音楽で、より楽しさが伝わればって思います。

※'04年9月リリース、同名マキシシングルとミュージック・ドラマDVDがある。day after tomorrowの3曲をモチーフにドラマ化。プロモーションビデオとしては初の試みである3曲にまたがる連続ミュージックドラマとなった

──リスナーがどんな機材で、どんな聴き方や楽しみ方をしても、絶対にいいものとして伝わるっていう自信ともとれますね。

鈴木:もちろん、もちろん(笑)。聴いてもらえなければ、何も意味もないですからね。みんなが“いい”と思ってくれるものを届けられればいいなと思ってます。


北野:最高のアルバムでーす!(笑)。気負いすることなく、みんなのその時のテンションのまま作ったんで、それが一番かなと思います。楽しめると思います。

取材・文●梶原有紀子



『day alone』TVスポット映像とday after tomorrowのビデオ・メッセージはこちら




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映画「day alone ~マノーラと姫ちゃん~」の主な撮影地であり、スマトラ沖地震による津波被害を受けたタイ・プーケット島にて、復興支援LIVEを行います! 詳細はオフィシャル・サイトまで


オリジナル・マフラー応募締め切り:2005年4月15






●day after tomorrowオフィシャル・サイト(エイベックス)

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