エロチックBombが炸裂するK-SAMA★ロマンフィルム

2004.11.29 10:36

池袋周辺を賑わし、その触手を周辺に伸ばし始めているエロチック・ボム。
K-SAMA★ロマンフィルムは、エロ・パフォーマンスと歌謡ロックが融合したお騒がせユニットだ。
真ノ介が作り出す上質のバックサウンドに、セクシーできらびやかなK-SAMAのヴォーカル、
そこにRottoちゃんの悩殺パフォーマンスが絡み付いて、男をノックアウトし女を翻弄する。
エロだけどグロじゃない。キッチュだけどニセモノじゃない。
ポップな外見に隠されたロックの心、それがK-SAMA★ロマンフィルムの最大の魅力だ。

2ndシングル「美・ちっくん」をリリースし、感染者を大量生産し始めている３人が作り出す
サウンドとパフォーマンスの真髄に迫る！　注目！

ニュー・シングル

「美・ちっくん」
発売中
POCE-3505　￥2,000（tax in）

※全曲試聴！　
一部ビデオも観られます

【CD】

05.美・ちっくん(インスト）

【DVD】

01.美・ちっくん-PV-

02.K★レンジャー出動
　　　～マッハですっとばせ！の巻

メジャー・デビューアルバム

「密室天国」
発売中
POCE-3021　\2,000（tax in）

【CD】

01.ダイエット天国（PINK HIP MIX）
02.ぬ・す・み・ぎ・き
03.PINKのイソギンチャク
04.密室
05.ま～ぶるPINK
06.ダイエット天国（Original Karaoke）

【DVD】
01.ダイエット天国（PINK HIP MIX）-PV-
02.ま～ぶるPINK -エロマPV-

オフィシャル・サイト

http://www.universal-music.co.jp/universal-gear/k-sama_romanfilm/index.html

http://www.rottchan.com/k_sama/

メッセージ映像、到着！

▲お待たせしました！
悩殺のメッセージ映像到着☆
上記画像を

──「背徳LOVERS」のシンコペーションも面白い雰囲気を出しています。

K-SAMA：１コーラス目と２コーラス目を変えたりしてます。サビも１番はファルセット、２番は地声なんです。あと、最後の“私は、あなたの中に、息続く…”の部分も、声を張るか抜くかで迷ったんですけど、最後の最後で抜いているんです。自分なりには満足しているんですけど、どうだった？

真ノ介：OKですよ。

──そういう微妙なニュアンスを伝えられるのは相当な実力がないとできないと思うのですが、かなりのヴォイス・トレーニングをやってるんですか？

K-SAMA：自己流です。歌に限らず、いろいろな顔を持ちたいっていうのが昔からあるんです。声って面白いもので、楽器と違って遊べるものっていうのが自分の中にあるんです。外してもアリ、くずしてもアリっていう場合がありますよね。だからキッチリ歌うというよりも、魅力を感じてもらえる方が嬉しいです。

──アルトの音域の色っぽさがたまりません。

真ノ介：彼女は音域が広くて、特に下がドーンと出るんです。例えば「ダイエット天国」のアタマのところって、めちゃくちゃ低いところから始まっているんで、普通の女の子じゃ歌えないと思いますよ。

K-SAMA：昔は高音でばかり歌ってたんですが、セクシーじゃないんですね。

「美・ちっくん」PV映像！

▲お待たせしました！
悩殺のPV映像をどうぞ☆
上記画像を

──歌詞も独自な世界ですね。「密室天国」と今回の「美・ちっくん」では、かなり言葉の使い方が違って、「美・ちっくん」は練り込まれていますね。歌詞はすべてK-SAMAが書いているんですか？

K-SAMA：今CDになっているものは全部そうです。私、かなり自己流な言葉を作ってしまうんですけど、独りよがりにならないように自分を戒めています。“あたしの闇み魔”とかも造語なんですけど、伝わりやすいですよね。今回は「背徳LOVERS」以外は曲先だったので、真さんのメロディにいかに気持ちよく乗るかというのを考えました。

真ノ介：「背徳LOVERS」だけが詞先で、５年くらいかな、長いこと寝かして熟成させてあったんです。

K-SAMA：自分が持ってたテーマなので、それをポップなカンジに書き直したんです。ようやく日の目を見れました。最初のは、もっとエグくて悲しい詞だったんです。Rottoちゃんに“アタマ大丈夫？”っていうメールをもらった（笑）。

Rotto：ああ、あの曲か。食物連鎖とか書いてあったよね。

──ずっと詞のことを考えて生活しているような感じなんですか？

K-SAMA：うーん考えてるのかなぁ。でもパッと書き留めたりとかは全然なくって、書くって決めたてから机に向かって書きます。今回、直接的な表現をかなり削ったので、インパクトが薄れないように気を使いましたね。でも、レコーディング中でもライヴでも、どんどん変わって行っちゃいますけどね。

Rotto：それって、単に間違えてるだけじゃないの？

──ライヴでは、お客さんは案外大人しいんですよね。

Rotto：ウチのお客さんって地味なんだよね。お祈りみたいに手を組んで聴いてるもん。

真ノ介：音楽をちゃんと聴いてくれてますね。最後でようやくノッてくれる。

K-SAMA：パンティを振り回すお客さんが多いんです。Rottoちゃんが脱ぐから。「K-レンジャー」は全てを壊しちゃえっていうダダイズムの精神を表わしてる曲なので、Rottoちゃんが脱いだパンティを客席に投げるんです。それを皆が振り回してくれる。奪い合いですよ。

──今回はポップなセンを前面に出して成功していると思いますが、今後、バンドとしてどういう風になっていこうと思っていますか？　音とイメージの両面とも。

K-SAMA：あんまり考えたことなかったけど、メジャーなバンドになりたいですよ。

真ノ介：特殊な形態だから色眼鏡で見られることも多いんですが、やっぱりまずは音楽としてきちんと評価されたいっていうのはありますね。それにプラスして、キャラが多彩なので、それぞれが独立して魅力を放てるようになればいいと思っています。僕のキャラは多少作ってるかな。

K-SAMA：このキャラは、自分の中にある色々な面の一つを誇張して出してるんです。一部分を拡大解釈しているというか。

Rotto：私も。幼児的な部分を家に置いてきて、大人の顔でやってる。

取材・文●森本智

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