『SWEET AND DECEITFUL』 2004年9月1日発売 VICP-62818 \ 2,520(tax in)
01.INTRO 02.FROZEN TO LOSE IT ALL 03.L.A. FEEDING FIRE 04.LOCKED IN THE DARK SIDE 05.IN MY HEAVEN 06.ABOUT MY SORROW 07.BETTER WITHOUT YOU 08.CREEPING INSIDE 09.NEVERENDING PARADE 10.UNTIL YOU'RE MINE 11.SECRET FORGIVENESS 12.ANGELS WON'T LIE 13.MY PERSONAL SENSITIVITY 14.LOVING YOU 15.CHILDHOOD MEMORIES
↑ メッセージ
<SUMMER SONIC 2004> 2004.08.07 セット・リスト
01.Intro 02.Misery 03.Naive 04.Frozen To Lose It All 05.Bleeding 06.My My, Hey Hey 07.Still Alive 08.The Moment Of Our Love 09.Inspiration
<<Present>>
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──今回は新アルバムを全曲解説してもらおうと思ってるんだ。スナックを正式メンバーにして、NEGATIVEの方向性が見えてきたような気がする。
ラリー: 前回のアルバムでは出来上がったものに、ただ乗せてもらっただけっていうカンジだったけど、今回は曲を作るときから関わってくれたんで違いは大きいね。フィーリングも深みが出たし。
ヨンネ: スタジアム用の音になったかな。
──まずは1曲目「INTRO」から。
ヨンネ: オーケー。これは「FROZEN TO LOSE IT ALL」のメロディで、スナックが弾いてる。「FROZEN TO LOSE IT ALL」は、フィンランドでの先行シングルなんだ。耳に馴染んでるから、イントロとしてはとってもいいんだよ。それと、この曲には“語り”が入ってるだろ。よーく聴かないとわからないんだけど。これは秘密のメッセージで僕も知らないんだ。スナックとラリーだけが知ってる。
ラリー: ヒントはね“父が息子に語りかけている”ということだね。しっかり聴いてみてよ。逆再生してみると分かるかもよ。
──「FROZEN TO LOSE IT ALL」
ヨンネ: これは最初にできた曲の1つだね。ラリーが書いたリフとメロディがあってサビがなかったんだけど、僕がすぐに思いついてサビを作ったんだ。
ラリー: '80年代に人気のあったディンゴっていうバンドがフィンランドにいたんだけど、キーボードサウンドがそのバンドにすごく似てるんだ。ハノイロックスに並んで人気のあったバンドだよ。
──「L.A. FEEDING FIRE」
ヨンネ: この曲のベーシックなものは、もう2~3年前に作ったもので、サビが思いつかなくて、今までおいてあったんだ。ゆっくりした曲が2曲続いたんで、こういう速い曲がほしいと思ってここに入れたんだ。僕の好きな曲の1つだよ。演ってても楽しいんだ。
ラリー: この夏にフィンランドで演ったんだけど、すごく盛り上がるんだよ。とてもスリリングで、イントロのギターの雰囲気がいいし、けっこうガチっとしたグランジだろ? 僕はニルヴァーナにもすごく影響されているからね。ギターの部分ではガンズ・アンド・ローゼスの影響が大きいかな。
──「LOCKED IN THE DARK SIDE」
ラリー: 古いんだよね、アイデア自体ができあがったのは。ヨンネ、覚えてるだろ? 1stアルバムのレコーディングの時に、もう部分的なフレーズをオレが弾いていたんだ。ヨンネがサビのコーラスとかを考えてくれて。中間部のギターのメロディは、ある日の朝シャワーを浴びてて、ふと思いついたメロディが頭にこびりついちゃって、そのままリハーサルに行って弾いたんだ。
ヨンネ: 自分は特別だと思ってたのに、ふと気付くと利用されてるだけだった、全ては偽りだったということを悟った瞬間を歌ってるんだ。叫んでるところなんかはリンキン・パークっぽいでしょ。このアルバムは、あらゆる意味で自分の限界に挑んでいるような、どこまでやれるか試しているような面があって、できるだけ曲を掘り下げ、スタジオでもできる限りのことをしている。
──「IN MY HEAVEN」
ラリー: これはとてもベーシックな曲で、すぐに覚えてすぐに歌えるようなサビで、ふっと、リハの直前に思い浮かんだメロディなんだ。同じメロディが繰り返していろんなところに出てくる。容赦なく覚えろ、ってことさ。歌詞はヨンネと二人で書いたんだ。
ヨンネ: 何かを信じるというのはいいことだ。パラダイスを信じるのは素晴らしいってことを書いた。
ラリー: “ヘヴン”っていう言葉はいろんな風に解釈できる。愛とか、安心できる場所っていうかね。迷っている時の状態なのかもしれないしね。そういう曲さ。クリストゥスが最初のメロディを考えた。オレの方がヘヴィーな音だから、この曲はクリストゥスに合ってるね。
──「ABOUT MY SORROW」
ヨンネ: これは眠る直前に出てきたメロディさ。リビングでギターを弾いてたら次々に浮かんできて、それでスナックに電話したんだけど、よく行くバーでスナックは酔っ払ってた。「すぐにスタジオに行こうよ」って言ったら来てくれて、すぐにメロディを聴かせたらスナックもすごく気に入ってくれたんだよ。スナックにピアノで弾いてもらった瞬間、「次のアルバムに入れるバラードはこれだ」と直感した。
ラリー: オレはストリングスが気に入ってる。ヘルシンキのオーケストラが弾いてるんだ。フィンランドで一番有名なプロデューサーのクリスト・オシカイネンがアレンジをしてくれた。 ヨンネ: 歌詞は、僕としては一番自分に近い。ある意味、謝罪のような内容なんだ。
ラリー: これはオレ達版の「ノーベンバー・レイン」(ガンズ・アンド・ローゼス)さ。ギターソロはスラッシュをトリビュートして同じようなフィーリングを入れてる。 ヨンネ: ライヴの時はイントロを付け足してやってみたいね。クイーンがよくやってたみたいに。
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