リバティーンズのピート、実刑を免れる

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凶器所持の容疑で告発されていたピート・ドハーティが、9月1日(水)、ロンドンの裁判所に出頭した。4ヵ月の実刑の恐れがあったが、これを免れ、1年間の執行猶予が言い渡された。ドハーティは6月、交通違反の疑いで警察に車を止められた際、飛び出しナイフを所持しているのが発見されていた。

ドハーティはこの日、1時間早く裁判所に到着。待ち構えるファンや報道陣を前に、車の上からアコースティック・ギターを弾き無実を訴えたという。

ドハーティは先月行なわれた公聴会で、ナイフは“友人へのプレゼント”だったと主張している。彼の弁護士は、友人にこのようなプレゼントを用意するのは“間違い”だったと認めたものの、ドハーティは決して暴力的な人物ではないと訴えた。

この日、裁判官はドハーティを「極めて聡明な若者」で「成功者」だと評し、ナイフがどれだけ危険なものか承知していたはずだと話した。本来このような違法行為を犯した場合、身柄を束縛すべきであるが、ナイフの発見された状況を考慮し執行猶予を与えると判決を下した。裁判官は、有名人であるドハーティの立場に触れ「常に注目される存在である。そのことをいつも心に留めておくように」と付け加えた。

一方、現在のところドハーティ抜きで活動を続けるザ・リバティーンズは、8月30日にセルフ・タイトルの2ndアルバムをリリースした(日本発売9月1日)。XFMオンラインは、同アルバムが来週、チャートのトップを飾るのはほぼ間違いないだろうと報道している。

Ako Suzuki, London

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