メタリカ、映画のビデオがオンラインで公開

ポスト
メタリカのドキュメンタリー映画『Metallica: Some Kind of Monster』のミュージック・ビデオが7月12日、バンドのオフィシャル・サイトmetallica.comで公開された。映画は9日にニューヨークとサンフランシスコで発表され、同じ週に公開されたドキュメンタリー映画の中では最高額の興行収益を上げた。また、13日(水)には豪華CD&Tシャツ・パッケージがリリースされたばかり(米国)。パッケージの内容は6曲のライヴ音源と2ヴァージョンのタイトルトラックを含むCD、さらに映画のポスターアートをフィーチャーした限定オリジナルTシャツ。Tシャツはオンラインで購入することもできる。

映画では、ラ-ズ・ウルリッヒ(Dr)がバンドを脱退したデイヴ・ムステインといっしょにセラピーを受ける場面が描かれている。ムステインはこの場面について、雑誌『Record Collector』最新号のインタヴューで「最後の裏切り」と発言し、ウルリッヒはムステインが実際に映画を見れば「(裏切りとは)違った気持ちになるかもしれない。……この場面はかなり的確に描かれている」と米音楽メディアのロンチ・レディオ・ネットワークスに語った。また、カーク・ハメット(G)は雑誌『Metal Hammer』のインタヴューで「バンドのメンバーは、デイヴがこのシーンを喜んでないことに気付いていた。でも、彼は自分で言いたいことを言った。誰かに言わされたわけじゃない。今になって、あれは違うと言われたら、それは俺たちのせいなのか?」と話している。

T.Kimura
この記事をポスト

この記事の関連情報