デュラン・デュラン、ニュー・アルバムが完成間近

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BBCオンラインによると、デュラン・デュランのニュー・アルバムが完成間近だという。バンドがオリジナル・メンバーでアルバムを制作するのは、'83年の『Seven and the Ragged Tiger』以来、21年ぶりのこととなる。

フロントマンのサイモン・ル・ボンは、レコーディングは「20年前と似たような雰囲気」だったと話している。また、以前より「みんな、曲に対してどう感じるかオープンに話すようになった」ともいう。

デュラン・デュランは、ニュー・ロマンティックスの旗手として80年代に数多くのヒット曲を生み出した。しかしバンドは、全盛期だった当時のサウンドに固執するつもりはないようだ。サイモンは「それを繰り返しても、うまくいくとは思えない」と話している。といっても、全く別のサウンドを作ろうとしているわけではなく、昔からのファンも楽しめるはずだと付け加えた。

昨年、19年ぶりにオリジナル・メンバーで再結成したデュラン・デュラン。サイモンはメンバー間の関係を「とてもうまくいってる」と語っている。「親しい人間がやるようなことをしてるよ。ケンカしたりね。でもお互い、音楽的に影響し合っているのは間違いないんだ。他の奴じゃできないよ。(デュラン・デュランのメンバーは)特別なんだ」

ニュー・アルバムは、この秋、リリースされる予定だという。

Ako Suzuki, London
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