ペイヴメントのオリジナル・ドラマー、ギャリー・ヤングが死去
アメリカのオルタナティヴ・バンド、ペイヴメントのオリジナル・ドラマーだったギャリー・ヤングが、8月17日、70歳で永眠した。
フロントマンのスティーヴン・マルクマスは、「今日、ギャリー・ヤングが亡くなった。.. .ギャリーのペイヴメントのドラムは“ワン・テイクでヒット・レコード”だった…見事にやってのけた。rip」と、SNSを通じ訃報を伝えた。
ヤングは80年代終わり、彼のスタジオLouder Than You Thinkを使用していたマルクマスとスコット・カンバーグによるプロジェクトに参加するようになった。それがペイヴメントに発展し、ヤングは、EP数枚とファースト・アルバム『Slanted And Enchanted』（1992年）でドラムをプレイした。
1993年にペイヴメントを脱退した後は、ギャリー・ヤングズ・ホスピタルを結成して3作のスタジオ・アルバムを発表し、2016年にはソロ・アルバム『Malfunction』をリリース。2010年にはペイヴメントの再結成ツアーの一部に参加していた。
突飛な行動でも注目を浴びたが、日本では『ロッキング・オン』誌で人生相談のコーナーを持ち、シリアスな面も垣間見せていた。
今年3月には、ヤングのドキュメンタリー映画『Louder Than You Think』が米サウス・バイ・サウスウエストでプレミアされ、オーディエンス・アワードを受賞したところだった。
Ako Suzuki
Gary Young passed on today
.. . Gary’s pavement drums were “one take and hit record”…. Nailed it so well
rip
— Stephen malkmus (@dronecoma) August 18, 2023
— PAVEMENT (@pavement_band) August 18, 2023
we were exceedingly lucky to know the amazing human, drummer, producer and solo artist Gary Young. Much love today to his family, friends and bandmates
???? : Gail Butensky, 1993@pavement_band pic.twitter.com/MnUpDijt09— Matador Records (@matadorrecords) August 17, 2023
