ジューダス・プリースト、新作のレコーディング「残りはヴォーカル」

Photo by Justin Borucki
ジューダス・プリーストは、ゆっくりではあるが着実にニュー・アルバムの制作を進めているそうだ。
ギタリストのリッチー・フォークナーは『The Entertainment Outlet』のインタビューで、その進行具合についてこう伝えた。「着々と進めてる。完成させようとしている。最初の障害はパンデミックだった。集まることができず、グループとして一緒にやれなかった。そして、パンデミックの規制が解除されると、ツアーができるようになった。言うならば、それが次の障害だった。ツアーに出たから、僕ら、その合間に少しずつレコーディングするしかなかった」
「ドラムは終わった。ギターとベースもね。次はヴォーカルがメインだ。でも、北米ツアーがあるから、ロブ(・ハルフォード)は声を温存しなくてはならない。ツアー前は控えめにしないと。だから、多分その後になるね。北米の後、南米があり、12月に終わる。多分、ヴォーカル(のレコーディング)を始められるのは来年になるだろう」
ジューダス・プリーストの新作は、2018年にリリースした『Firepower』以来。2019年には早くもグレン・ティプトンがリフの制作を始め、翌年、曲作りのセッションも行われたと伝えられている。彼らは当時、『Firepower』同様、プロデューサーにはトム・アロムを迎えたいと話していた。
Ako Suzuki







