凄腕ベーシスト、ランディ・コーヴェン、死去

スティーヴ・ヴァイやイングヴェイ・マルムスティーンらとプレイしてきた凄腕ベーシスト、ランディ・コーヴェンが火曜日(5月20日)、亡くなった。まだ54歳だった。死因は現在のところ、明らかにされていない。
コーヴェンの家族は「とても悲しいことですが、私達が愛してやまないランディが火曜日、亡くなったことをお知らせしなくてはなりません。木曜日午後1時15分からMt Ararat墓苑にて葬儀を行います」との声明を発表した。
NY州ロングアイランドで育ったコーヴェンは、5歳のとき親に連れられて観に行ったザ・ビートルズのコンサートがきっかけで音楽に夢中になったという。名門バークリー音楽大学でスティーヴ・ヴァイのルームメイトとなり、友情を育んだ。
ハイテクなベース・プレイヤーとして知られ、これまでにヴァイ、マルムスティーン、デイヴィッド・リー・ロス、ザック・ワイルド、ジョー・リン・ターナー、ブライアン・セッツァーなど多くのミュージシャンとパフォーマンス。1989年にリリースしたソロ・アルバム『Funk Me Tender』はベーシストをうならせる一枚といわれている。
合掌。
Ako Suzuki, London







