ジュリエット&ザ・リックス、フジ・ロックで好演

2007.08.09 00:59

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フジ・ロック・フェスティヴァル2007の2日目、7月28日午前11時。フジ・ロック最大のステージ、グリーン・ステージにロックンロールの女王が、パンタロン風のスパッツに真っ赤なTシャツ、頭にはインディアンの酋長のような髪飾りを身に付け降臨。

2005年ホワイトとレッドでの衝撃のライブから、今年5月の単独東京公演を見事ソールドアウトし、満を持して2年ぶりにフジ・ロックに戻ってきたジュリエット&ザ・リックス。まだ「朝」な時間帯にも関わらず1曲目の「SMASH AND GRAB」からハイボルテージなステージングで魅せる。

2曲目のキラーチューン「HOT KISS」では、ステージを駆け回りグリーンの広い会場の温度が早くも急上昇。このまま勢いで突き進むと思いきや、中盤のバラード「INSIDE THE CAGE」では、会場の奥の奥までその歌声を響き渡らせ、実力派ロッカーとしての存在を十二分にアピールした。

後半にかけて、朝からテンションの上がりきらない観客に“目を覚ませ”とばかりに「SO AMAZING」でなんとステージを降りモッシュピットへダイブ。観客とハグ&ハイタッチを繰り返すジュリエットに、もちろんオーディエンスの盛り上がりもヒートアップ!! 最後は、メンバー全員がドラムセットを囲み、それぞれが好き放題に和太鼓のようにドラムを叩いた後楽器をチェンジしていくお馴染みのパフォーマンス。

ロックンロールクイーンが降臨した苗場には、ジュリエット&ザ・リックス、そしてオーディエンス一人一人が満足した笑顔で包まれた幸福な瞬間があった。

MASA楢崎

1. SMASH AND GRAB
2. HOT KISS
3. INSIDE THE CAGE
4. DEATH OF A WHORE
5. BY THE HEAT OF YOUR LIGHT
6. BULLSHIT KING
7. STICKY HONEY
8. GOT LOVE TO KILL
9. PURGATORY BLUES
10. SO AMAZING
11. YOU’RE SPEAKING MY LANGUAGE