いま“愛”を歌う理由。大友康平インタヴュー
~ | ![]() |
![]() |
春の陽気が柔らかな香を漂わせる、4月のとある午後。 雲ひとつない青空の下、大友康平はときおり眩しそうにしながらテンポよく話を聞かせてくれた。 その爽やかな笑顔に、こんなに自然の似合う人だっけ? と驚かされたりもする。 と同時に、ロックという表現形態で熱く愛を歌い続けてきた人ならではの 誠実さと包容力を、まじまじと感じさせられた。 つまりは、そういうことなのだ。 大切なものを見定める純粋さと、そこでの信念を曲げない強さを持つバンドの音楽こそが、 どんな演説よりも身近なメッセージになる。 今の時代の人々に、ひいては地球のために――。 日本の代表格ロックバンド・Hound dogの、 それも限りなく新しい楽曲が環境保護運動にひと役かうこと自体、とても大きな一歩なのだと思う。 取材・文●川上きくえ |
僕ができるのは、同じ気持ちを持つものとして横にいることなんじゃないかと思った |
|
|