【インタビュー】GUMMY、ロックバラード盤『GIVE ME CHOCOLATE』と天真爛漫なバンドの素顔「自分を偽らずにいられる。それがGUMMYかな」

■3枚目まで待てない人だけ
■今回は買っといてください(笑)
──Garaさんって、ボーカリストっぽくないところがありますよね。
Gara:ほんとっすか?
──ボーカルがまず世界観を決めて、メンバーを引っ張っていくバンドはよくあるけど、今の話もまったくそれとは違う。
Gara:あー、僕、めちゃくちゃ普通の人なんですよ。それがずっとコンプレックスで。バンドってみんな、音楽始めるにあたってのストーリーがけっこうあるじゃないですか。“昔はグレてた”とか“自分には楽器しかなかった”とか、僕、そういう思いが一切なくて。普通であることにずっとコンプレックス持ってて、だからバンドやってるのかもしれない。知らない誰かになれるというか。その意味ではGUMMYはまたさらに知らない自分に会えてる場所。
──メリーでは許されないふざけ方もできますよね。
Gara:うん。最近よく思いますけど、自分っていう人間は操縦者がいてくれたほうが楽しくやれるタイプで。僕はだから、エヴァンゲリオンなんですよ。
マッド・デンジャラス:なるほど。3人の中から誰選ぶ? 綾波レイ。
Lotty:どこにいる?
Gara:……どこにもいない(笑)。Lottyはアスカかな。
マッド・デンジャラス:俺、ミサトさんでしょ?
Gara:そう。で、康太さんはゲンドウ(一同笑)。でもそういう感じかもしれない。操縦者がいるほうが僕は活きるし、自分も楽しめる。

康太:それがGaraくんの良さだと思う。人に押し付けないけど、でも自覚してないだけで、ちゃんと自分のキャラはあって。ボーカルはセンターに立つから、どうしても我が強かったり見せ方にこだわりがあったりする。それはそれでいいんですけど、Garaくんはそれとは違うベクトルだから、そこがGaraくんらしさというか。
マッド・デンジャラス:素直だからいいんですよ。少年っぽさが前面に出てる。Garaくんみたいに“自分に強いバックボーンがない”って言う人は、ハッタリでどんどん武装していくじゃないですか。そういう人はよく見るけど、Garaくんはそうじゃなくてピュアなままでいるから。そこがいいんです。
康太:特別尖ろうともしてなくてね。それがいいんです。
Gara:尖ったものには憧れてるんですよ? そういう音楽への憧れはとにかく強くて。それは未だに、オバさんになっても追い続けてる。だからこのGUMMYを始めたいと思ったんだと思います。
──わかりました。ちなみに今回のEPは3部作ということで。次の3作目についてもお聞きしていいですか。
マッド・デンジャラス:3枚目は1st EPに近い元気さがある。あと、女装とか、GUMMYという看板を背負って作り始めた曲が多いから、もっと説得力ある気がする。まぁ2枚目のプロモーション取材で言うことじゃないか。
──“ハズレ盤”とか“サービス盤”とか、さっきから言ってますよね(一同笑)。
康太:だったらもう、次のこと言っといたほうがいいね(笑)。
マッド・デンジャラス:3枚目まで待てない人だけ、今回は買っといてください(笑)。で、3部作出してひとまず一区切り。

──ちなみにaieさんって今、何個バンド動かしてます?
マッド・デンジャラス:5個 (the god and death stars / gibkiy gibkiy gibkiy / kein / deadman / GUMMY)。
──その中で、GUMMYはどんなところが自分にとって特別ですか。
マッド・デンジャラス:うーん、まぁ優劣はつけないけど、でも一番ナチュラルというか。
──この格好なのに(笑)。
マッド・デンジャラス:実は一番ナチュラル。産みの苦しみもないしプレッシャーもないし。客が入んなくてもいいし。実は一番GUMMYがフラットでナチュラルな自分かなと思う。他のバンドってもうイメージもついちゃってるから、ちょっと意識しなきゃいけないんだけど。今は何やってもいい楽しさがありますね。あと一番自分のバックボーンがばっちり出てる。過去の音楽履歴を隠さないというか。
──そこは他では出せないもの?
マッド・デンジャラス:出せなくはないけど、たとえば「これちょっとニルヴァーナすぎない?」って言われた時に、ぼやかす作業をしてた過去はあるかもしれない。でもここではそんなの必要ない。
──タイトルが「grunge」ですし。
マッド・デンジャラス:うん。3枚目に入る次の新曲、今のところタイトル「HOTEI」だし(笑)。でもパクってないし、なんなら布袋さんに聴かせてカッコいいって言わせる自信もある。であればいいと思うから。だからずっと自分を偽らずにいられる。それがGUMMYかな。
取材・文◎石井恵梨子
撮影◎マツモト ユウ

■2nd EP『GIVE ME CHOCOLATE』
2026年9月3日(木)発売
【CD】DSGM-002 ¥3,000(+tax)
DAVID SKULL NO RECORDS
▼収録曲
1.grunge
2.紙と石
3.マノス
4.アスファルトLOVE
5.バルボラ
6.造花

■SHINJUKU LOFT 50th ANNIVERSARY<GUMMY ONEMAN LIVE「グミの日」>
9月3日(木) 東京・新宿LOFT
open18:15 / start19:00
出演: GUMMY
▼チケット ※SOLD OUT
前売 6,500円(税込) / 当日 7,000円(税込)
※スタンディング
※入場時ドリンク代別途必要
一般発売日:6月6日(土)10:00~
(問)新宿ロフト:https://www.loft-prj.co.jp/schedule/loft
■2nd EP「GIVE ME CHOCOLATE」INSTORE EVENT
9月16日(水) 東京・タワーレコード新宿店
19:00 START (18:50集合)
9月17日(木) 大阪・タワーレコード梅田NU茶屋町店
19:00 START (18:50集合)
9月18日(金) 愛知・名古屋fiveStars
19:00 START
※サイン会(CDのみ)

■トークイベント『グミトーク -真昼のパジャマ-』
9月18日(金) 愛知・名古屋 静かの海
open13:30 / start14:00
出演:Gara / マッド・デンジャラス / Lotty (※康太欠席)
▼チケット
ADV ¥4,000+D / DAY ¥4,500+D

■イベント<Ambitiom-RESONANCE->
11月10日(火) 神奈川・SUPERNOVA KAWASAKI
open16:00 / start16:30
出演:GUMMY / 浅葱 [Support Musicians = HIRO(G : La’cryma Christi), ギル(G : Angelo, ex.Vidoll), 燿(B : 摩天楼オペラ), HIROKI(Dr : D)] / ゼラ / NUL. / (Opening Act)ニーチェ
詳細:https://eplus.jp/sf/detail/4590900001-P0030001
■イベント<vistlip presents[Party On]-Deluxe->
12月4日(金) 神奈川・川崎 CLUB CITTA’
open14:00 / start15:00
出演者:GUMMY / Azavana / アルルカン / MUCC / Royz
詳細:https://www.vistlip.com/posts/ticket/fyeugb




