【ライブレポート】GOOD BYE APRIL、結成15周年を前に節目の一夜「また必ず元気で会いましょう」

2026.04.06 11:24

Share

GOOD BYE APRILが、2026年4月4日大手町三井ホールにて<GOOD BYE APRIL ONE-MAN TOUR2026『OUR BIOGRAPHY』〜15th Anniversary〜>を開催した。オフィシャルからのレポートをお届けする。

◆ライブ写真

本公演は2026年2月4日にリリースされたアルバム『HOW UNIQUE!』のレコ発ツアーのファイナルで、結成15周年を目前に控えた節目の一夜となった。2月の名古屋公演を皮切りに全国5ヵ所を巡った、バンド史上最大規模のツアーである。

東京・大手町に朱色の光が差し始めた頃、1曲目「SYMPATHY」からライブがスタート。シティポップの巨匠・林哲司とのプロデュース楽曲である本曲は、どこか懐かしい80’sサウンドが印象的なハートフルなAORソングである。会場には穏やかで心地よい雰囲気が広がっていく。

続いて「GOOD BYE APRILです!大手町へようこそ!」というVo.倉品翔の掛け声で、アルバム『HOW UNIQUE!』のタイトルナンバーでもある「ユニーク」と「Highway Coconuts」を披露。春の訪れを感じさせるこの季節にぴったりな楽曲。観客が自由に体を揺らしながら楽しんでいる様子が、老若男女誰でも盛り上がれて、自然と心がほどけていく、まさしくGOOD BYE APRILのライブの本質を感じる光景だった。

ここで最初のMCパートへ。Ba.延本文音とG.吉田卓史の大阪出身コンビによる軽快なトークで今回のツアー<OUR BIOGRAPHY>を振り返り、「皆さん、自由に存分に楽しんでください」という倉品の合図で「CITY ROMANCE」へ。一気に大人びたムードが漂い始めた会場に「ポートレイト・ラヴソング」、ミラーボールが煌めく中で「feel my hush」の美しいハーモニーが響く。さらに「whiteout」が続き、観客の熱量は着実に高まっていった。

ここで桜が満開の季節に合わせて「spring kiss」。久しぶりの演奏とあって、観客から思わず息を呑む声が上がった。ライブも中盤に差し掛かり、サポートミュージシャンKey.はらかなこの美しいピアノのソロから、スキマスイッチ常田真太郎プロデュースの「ハーフムーンが見えたらさよならを」と「夜明けの列車に飛び乗って」を披露したところで再びMCへ。

再度、15年間の歩みと今回のツアーを振り返る中で、Ba.延本より「15年間実は“上手(かみて) ”“下手(しもて) ”が分かっていなかった」という衝撃の告白が飛び出し、会場は笑いに包まれた。

衝撃が残る中、メロウなサウンドで「息切れの恋」から後半戦がスタート。続く「Tokyo Weekend Magic」ではドラムとベースのビートが会場を揺らす。さらに、サポートミュージシャンであるSax.藤田淳之介(from TRI4TH)とKey.はらかなこのソロも交えた、ライブならではのリッチなアレンジが展開された。

そして倉品の「Let’s Dance everybody!」という掛け声で「悪役」がスタート。MVが29万回再生を突破した、『HOW UNIQUE!』の中でもダンサブルなナンバーである。会場のボルテージも最高潮に駆け上がっていく。

続いて、ブレッド&バターの「ピンク・シャドウ」のカバー。曲中ではDr.つのけんからそれぞれのソロを回し、ライブの醍醐味である即興のセッションで観客を魅了した。次はインディーズ時代からライブの人気楽曲「missing summer」を披露。ステージ裏と上手の幕が上がり、窓から大手町の街中の灯りを感じる開放感のある演出に会場からも歓声が上がる。

ここで本編最後のMC。倉品が「今回のツアーで、皆さんからいただいた、たくさんのエネルギーを持って次のシーズンに向かっていきたいと思います。これからも皆さんにとって日常がキラッとするような心が豊かになるようなそんな音楽であり続けます。また必ず元気で会いましょう。」と締めくくり、ラストソング「BIOGRAPHY」へ。この楽曲は実は5年以上前に生まれていたが満を辞して2026年にリリースされた、アルバム『HOW UNIQUE!』の最後の曲である。アウトロでは会場全体で合唱し、盛大な歓声と割れんばかりの拍手の中、本編が終了した。

アンコールでは佐橋佳幸プロデュースの「リ・メイク」と林哲司プロデュースの「Love Letter」を披露。さらに大阪、東京、福岡を回る夏のツアーも発表された。

東京公演は、夜はワンマンライブ、日中は入場フリーのマルシェやトークライブなどの催しもあり、「新しいお気に入りを見つけにいく」サマーパーティーを企画中だという。

試行錯誤を繰り返しながらも、結成当初からオリジナルメンバーで変わらず4人で今日まで走ってきたGOOD BYE APRIL。バンドとファンの15年の歩みを感じ、心が温まると共に、これからのGOOD BYE APRILへ期待が高まる一夜となった。16年目、新章へと突入する彼らから目を離したくない。

■セットリスト<GOOD BYE APRIL ONE-MAN TOUR2026『OUR BIOGRAPHY』〜15th Anniversary〜>

2026年4月4日(土)大手町三井ホール
プレイリスト:https://lnk.to/ourbiography

1​.SYMPATHY
2​.ユニーク
3​.Highway Coconuts
4​.CITY ROMANCE
5​.ポートレイト・ラヴソング
6​.feel my hush
7​.whiteout
8​.spring kiss
9​.ハーフムーンが見えたらさよならを
10​.夜明けの列車に飛び乗って
11​.息切れの恋
12​.Tokyo Weekend Magic
13​.悪役
14​.ピンク・シャドウ
15​.missing summer
16​.BIOGRAPHY
En1​.リ・メイク
En2​.Love Letter

■<GOOD BYE APRIL 2026 Summer Tour “My Favorite Avenue”>

2026年7月19日(日)大阪・梅田 Shangri-La
全自由席

2026年8月23日(日)東京・下北沢 ADRIFT
スタンディング

2026年9月5日(土)福岡・ROOMS
全自由席

Support Members(大阪・東京)
Key:山崎想太(from Liquid Stella)
Sax:藤田淳之介(from TRI4TH)

◾️メジャー2ndアルバム『HOW UNIQUE!』
2026年2月4日(水)リリース
各種配信サイト:https://lnk.to/howunique
CRCP-20620 /¥3,300(税込)

前のページへ
1 / 2