| ──今回ベスト・アルバムを出すにあたって、4年間を振ってみて返ってどう感じますか? 島谷:なんだかあっという間で、気がついたら4年たっていたなぁ、っていう感じなんです。いろんなことがあって、いろんな人に出会えて、いろんな経験をして、とても充実していました。 ──自ら選曲したそうですが、どのように曲を選んだのですか? 島谷:今までリリースしたシングル曲をリリース順に並べたものと、あとは普段はあんまり表立ってみんなに聴いてもらえないような、カップリング曲やアルバム曲などから選びました。思い入れの曲がたくさんあって、選ぶの大変だったんです。 ──島谷さんといえばやっぱりカヴァー曲が代表曲ですが、カヴァーとオリジナルの違いで感じることは? 島谷:ベスト・アルバムのリリースに向けて、今までの曲を振り返って聴いてみたんですけど、気がつけばカヴァー曲もたくさんやらせてもらっていました。毎回、カヴァー曲というのは、すごくプレッシャーを感じますね。原曲を歌われている本人、そして原曲に思い出を持つファンの方に。だけど、わたしなりに自分の気持ちを精一杯伝えられたらなぁと。 ──全国ツアーの手ごたえはいかがでしたか? 島谷:初のライヴ・ツアーで、本当にやってみて、“あ、こういうものなんだ”って初めて実感した部分も多いんです。わたしの今思ってること、気持ちがファンの方にダイレクトに伝わるのですごく感動したり。わたしが歌手として歌っている、それを聴いてくれる人がいると、初めて実感した場所だったので、すごく感動しました。 ──島谷さんは「亜麻色の髪の乙女」がオリコンのカラオケ・チャートで18週連続1位など、カラオケで人気が出ることがあると思うんですが、それについてはどのように感じますか? 島谷:「亜麻色の髪の乙女」は正直リリースしたばかりのころには、こんなにまでみんなに長く聴いてもらえるとは想像していなかったので、すごく驚いているんです。自分が実際にカラオケに行ったときに、どこかの部屋の人が歌ってくれてたりとか。みんなが聴きやすい、心地よい歌というのは長く歌っていただけるんだなぁって、うれしく思っています(次ページに続く)。 >>次のページに進む | |