同レーベルの“裏ベスト”と謳われる『Shock To The Future 97-01』は、このレーベルがどういう試みをし、何を理想としているか、その一端が記録されている。更なる飛躍に向け、新たな局面を迎えるこのレーベルについて、今一度向き合っておくのも悪くないはずだ。何より、この盤に優れた曲が沢山入っている。そしてそれこそが、彼らの最大な功績であろう。
ジャパニーズ・ヒップホップ・シーンの創生期からパワーライス・クルー名義で活動を続けてきたメンバーが、’95年にソウル・スクリームとして再スタート。’97年にMCのひとりSHIKIが脱退、現在は独特の声とフロウで沸かせるMCのHAB I SCREAMと実力派E.G.G.MAN、エンジニア/トラック・メイカーのALG(アレルギー)そして最近、リミックスやプロデュースで大活躍のDJ CELORYの4人で活動している。