新作『インサイド・ザ・ホロウ』全曲試聴&メンバーによる全曲解説!

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08 ゴット・オフ・イージー
自分の中の悪意が自分の思い通りに物事を進めようとウソをついて、正直な気持ちに水をさすという内容なの。でもこの曲は書いているときはあまり曲の内容や意味をわからないでいたの。曲を完成させてから「この曲の意味は何かしら?」と考えたのよ。
<ターシャ・レイ>
 
09 ターペンタイン
「ティーンの苦悩の詩」と呼んでいる曲。ちょうど、誰もがいろんな形で経験する「17歳の、誰もわかってくれない状態」の最後だったのよね。ぶちまけなきゃならない、荒れた時期を乗り越えることを歌っているの。ラッキーなことに私にはその手段として、曲作りがあったんだけど。
<ルイーズ>
 
10 テンポ・チェンジ
私と「特別な人」との関係を歌っているの。人間としての自分の成長や、彼と出会ってから私の人生がどれだけ変化したかについても歌っているわ。このタイトルは曲調がテンポ・チェンジするところからついたニックネームだったんだけど、歌詞を見てもそのままはまっていたから、そのまま残したのよ。
<レイシー・リー>
 
11 プア・リトル・ガール
この3年以上、LAで過ごすことがすごく多くて、それについて自分がどう感じているかをまとめたの。この曲はエンターテインメント業界というニセモノの機械のなかに呑み込まれる、哀れな女たちについて歌っているの。要するに自分の味方をするのは自分で、自分のアートや信念に忠実であれ、ということね。
<ルイーズ>
 
12 ステイ
この曲は裏切りについて。顔に張り手を食らったような侮辱だった。だって私を裏切った人たちは、私が多大な信頼を寄せている人たちだったから。タイトルの「ステイ」は、むしろ疑問に近いわね。その当時、私は自分が望むものや、自分が本当に必要としているものから、自分を切り離すことができないでいたから。
<ターシャ・レイ>
 
13 ザ・ミーニング
「ザ・ミーニング」は、自分たちの(バンドとしての)アイデンティティが混乱しているように感じた時のことを歌った曲。実は日本に行くまで、私たちはとても挫折感を感じていたの。ターシャと私でインタビューやフォト・セッションずくめの長い一日を終えたある晩、(東京の)ホテルの部屋でこの曲を書いたの。日本の人たちが私たちをミュージシャンやソングライターとして、どんなによく理解してくれているかが分かって、本当にポジティヴな気持ちでその一日を締めくくったの。ほっと一息ついて、そのことについて書く気になったのよ。だから、日本のファンのみんなには、この歌のインスピレーションを与えてくれたことに、超特大のサンキューを言わなきゃならないわね。
<レイシー・リー>


 
  
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