『ROCK SPIRIT The Golden Age:1967-1984』収録曲解説

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『ROCK SPIRIT The Golden Age:1967-1984』収録曲解説


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11.スージー・クアトロ「ワイルド・ワン」(1974年)

『陶酔のアイドル』Not Available

レザーのジャンプ・スーツに身をまとい、ベースをかき鳴らすスタイルから“サディスティック・ロックの女王”のキャッチ・コピーがつき、日本においてイギリスを上回る人気を誇った女性ロッカー。1974年にリリースされ、全英7位を記録するヒットを記録。この年に初来日を果たしている。

 
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12.ザ・ナック「マイ・シャローナ」(1979年)

『ゲット・ザ・ナック』TOCP-53513

その衝撃的なサウンドでデビューしたザ・ナック。シングル・ヒットされたこのナンバーは全米チャートにおいて6週間連続1位を獲得する超大ヒットとなる。今では“一発屋”扱いされることも多いが、この曲は時代を越えて文句なくかっこいい。

 
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13.グランド・ファンク・レイルロード「ハートブレイカー」(1969年)

『グランド・ファンク・レイルロード登場』TOCP-67001

アメリカン・ハード・ロックを代表するバンドで、そのライヴ・パフォーマンスの凄さから多くのスタジアム・コンサートで成功を収め、日本では雨の後楽園球場ライヴが伝説となっている。この曲はデビュー・アルバムからの2ndシングルで、GFRを代表するナンバー。

 
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14.ジェフ・ベック「ロック・マイ・プリムソウル」(1968年)

『トゥルース』TOCP-67688

ヤードバーズ脱退後、ロッド・スチュワート、ロン・ウッドと結成した第1期ジェフ・ベック・グループの第1弾アルバム『トゥルース』からのナンバー。ベックの2ndシングル「タリーマン」のB面に収録されたロッドを初めてフィーチャーしたナンバーで、ヴォーカルとギターのバトルが素晴らしい。

 
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15.ヤードバーズ「スマイル・オン・ミー」(1967年)

『リトル・ゲームス』TOCP-53587

ジミー・ペイジ在籍時唯一のスタジオ・アルバムに収録されたナンバーで、ブルースを見事に表現している。この曲でジミー・ペイジが弾くギターのフレーズは後のレッド・ツェッペリンを彷彿させる素晴らしいもので、この当時からZEP構想がペイジの頭にあったことがわかる。

 
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16.ハニードリッパーズ「ロッキン・アット・ミッドナイト」(1984年)

『ヴォリューム・ワン』AMCY-2744

レッド・ツェッペリン解散後、ロバート・プラントを中心に制作されたロックンロールやR&Bオールディーズのカヴァー集からのナンバーで、オリジナルはロイ・ブラウン。セッション・メンバーとしてジミー・ペイジ、ジェフ・ベック、シックのナイル・ロジャースが参加したスーパー・バンド。

 
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17.ザ・パワー・ステーション「ゲット・イット・オン」(1985年)

『ザ・パワー・ステーション』TOCP-53515

オリジナルはT.レックスの1971年全英1位を記録したヒット・ナンバー。デュラン・デュランのジョン・テイラー、アンディ・テイラーが、ロバート・パーマー、トニー・トンプソン(シック)と組んだプロジェクトのセカンド・シングル。この曲はHonda「エディックス」CMソングとして現在オンエア中。

 
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18.バッド・カンパニー「キャント・ゲット・イナフ」(1974年)

『バッド・カンパニー』AMCY-3045

クイーンの新ヴォーカリストとして注目を集めるポール・ロジャーズがフリー解散後にサイモン・カーク、ミック・ラルフスと1973年に組んだバンドの1stシングルで全米5位、全英15位にチャート・イン。同時期に発売したアルバム『バッド・カンパニー』は全米1位に輝くヒットを記録。

 
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19.ディープ・パープル「ハイウェイ・スター」(1972年)

『マシン・ヘッド』WPCR-75035

ロック史上欠かすことのできない名盤である『マシン・へッド』のオープニング・ナンバーで、「スモーク・オン・ザ・ウォーター」とともにディープ・パープルを代表する曲の1つ。自動車の疾走感が曲のテーマとなっている。

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