※期間限定:7/30~8/12 公開は終了いたしました。 来日時のライヴをお届けしちゃいます! 曲はもちろん、大ヒット曲 「ポン・デ・リヴァー・ポン・デ・バンク」 |
※全ての画像と文章の無断転用を禁止します。 | ――まず、DeeJayを始めたきっかけは?
エレファント・マン: オレがまだ小さい頃、DeeJayのことなんて何も知らなかった時、誰かがやってるのを見て、DeeJayになりたいって思ったんだ。DeeJayを始めたのは13歳くらいの時だよ。DeeJayになりたいっていうのは、オレの中に最初からあったもので、あと、シャバランクスにもインスパイアされた。DeeJayすることは、ポジティヴなことを言ったり、みんなのためにパフォーマンスして、ラヴ&ユニティを示すことができるからいいことだと思ったんだ。
――日本でアルバム『Good 2 Go』がゴールド・ディスクになりましたが、あなたのファンが世界中にいることをどう思いますか?
エレファント・マン: 日本人は違う言葉を話すのに、オレたちの音楽を受け入れてくれてるなんて、すごくいい気分だよ。100,000人以上もの人がアルバムを買ってくれたわけだから、その人たちみんながショウを観に来てくれたら、スタジアム級の会場が満員になっちゃうよ。
――たくさんの曲をコンスタントにレコーディングしてますが、一週間に平均何曲くらい録ってるのですか?
エレファント・マン: 10曲くらいだね。
――忙しいのに、よく時間を見つけられますね。
エレファント・マン: ヒットを生み出さなきゃいけないから、リリックを書いたら、たくさんのリディム(トラック)にのせるんだ。で、その中からいいものを選ぶ。ジャマイカに帰ったら、あと10曲くらいレコーディングするリディムがあるんだ。ノンストップだよ。
――ジャマイカでの普段のスケジュールはどんな感じ?
エレファント・マン: 昼の1時くらいに起きて、2、3時に動き出す。スタジオにいってダブプレート(ある特定のCrew/Sound Systemのためだけに作成された世界で一枚のレコードのこと)を録ったり、レコーディングしたりして、深夜0時くらいにクラブに行ってパーティを始める。水曜日は自分のパーティがあるから、9時か10時には始めるね。で、朝の3時か4時に寝る。これの繰り返しさ。
――では、好きなリディムを3つ挙げて下さい。
エレファント・マン: Coolie Dance 、Good To Go、Fiesta
――アルバムでは、USアーティストともコラボレートしてますが、今、USで気に入っているアーティストは誰ですか?
エレファント・マン: リル・ジョン、イーストサイド・ボーイズ、ジャネット・ジャクソン、R.ケリー、ジミー・コ-ジエ
――最近は、誰と一緒に演りましたか?
エレファント・マン: ジャネット・ジャクソンと演ったよ。
――次は誰とコラボレートしたいですか?
エレファント・マン: R.ケリー。あとは、アッシャーとかブリトニーとかクリスティーナ・アギレラみたいなポップスターとコラボレートしたいね。
――R.ケリーなどのR&Bをはじめ、80'sなどの曲のメロディをよく引用していますが、レゲエ以外の他ジャンルで特に好きな音楽はありますか?
エレファント・マン: 俺はソウル・ミュージックが好きで、そういったメロディを引用するのが好きなんだ。'60~'70年代のこれらのメロディを聞いていると、昔の自分や幼なじみの仲間のことを思い出すんだ。オレにとってこれらの音楽は不滅なんだよ。
――「ジューク・ギャル」のPVはウェスタンなコンセプトで面白いのですが、あなたもアイディアを出したのですか?
エレファント・マン: オレたちはフレイヴァを持ち込んでるのさ。ただ、アメリカナイズされてる訳じゃない。ハードコアなダンスホール・フレイヴァを見せてるんだ。ダンスの動きとかいろいろね。
――次のアルバムはいつになる予定ですか?
エレファント・マン: 来年だよ。タイトルは『Keep It Jiggy』だ。
――では、最後にエレファント・マンからダンスホール・ミュージックの楽しみ方を教えて下さい。
エレファント・マン: 自分自身も参加することだね。クラブに行ったり、自分が聴きたい曲をリクエストしたり、自分の好きなアーティストのCDを買ったり、ダンスホールのショウに行ったり、BETとかラジオに投票して、自分の好きなアーティストが出てる雑誌を買って、コンサートに行ったり、とにかくエンジョイするんだ。家でもビーチでも車でも、自分の好きなアーティストのCDをかけるんだよ。 取材・文●松田敦子 |
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