過去にとらわれず、ニュートラルな気持ちで作った『imagine』特集1

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過去にとらわれず、ニュートラルな気持ちで作った『imagine』


1stアルバム『Miracle』の大ヒットで、一躍注目を浴びた女性シンガー、MINMIが、
待望の2ndアルバム『imagine』をリリース。

レゲエ・シーンで大きな影響を受けたバックグラウンドを活かしながらも、
彼女の自由な感覚と挑戦心でオリジナルな新世界を構築した一枚。
グルーヴ感の強い個性あるトラックの上を、抜群なリズム感で軽やかに歌いながら、
彼女が伝えるメッセージとは…。

幅広い層から注目を浴びているMINMIのスペシャル・ロング・インタヴュー到着!
NEW ALBUM

『imagine』

Victor Entertainment
2004年 6月30日発売
VICL-61476 \ 3,059(税込)

1 intro
2 Another World
3 STEP
4 Interlude I
5 アイの実
6 Interlude II
7 Put A Spell On U(aka MMB)
8 imagine
9 Interlude III
10 EVERYDAY
11 HAPPY SONG 2004
12 Who’s Theme
13 四季ノ唄
14 Just a woman
15 STEP feat.TAKAFIN
16 Outro

――クラブ・ミュージックとの出会いで、現在のMINMIさんが在ると思うのですが、まずはその出会いは?

MINMI
: 遊びの延長でクラブに行くようになったんですけど、とにかく小さい頃から、歌が好きというより音楽が大好きって思ってましたね。メロディだけじゃなくてベースのフレーズが好きとか、ここで鳴るリズムが好きだとか、ベースとか、ドラムだとか、そういうところに魅力を感じているところがあって(笑)。クラブ・ミュージックっていうのは歌だけじゃなくて、音的な部分も楽しめるから、自然とそういう音楽に興味が湧きましたね。

――歌うきっかけは?

MINMI
: ラバダブ(セレクターが用意したトラックに乗せてDJやシンガー達が自由に歌うこと。ヒップホップでいうフリースタイル)で歌っている人たちを観て、友達と「オープン・マイクなんだったら、自分達もなんかやってみようよ」みたいなそういうノリでやってみたんですよ。それから、ノリだけじゃなくて自分が作った曲で歌いたいていうのがあって。7インチ・レコードの裏に入ってるリディム(バックトラックのこと。リズムのジャマイカ訛りから)に乗せて曲を作ったり、それからすぐに友達と曲を書き始めました。

――レゲエ・クルーに参加されていたりなど、レゲエに惹かれた部分は?

MINMI: 一番初めは、ラバダブで歌っている人たちがその場の思いを伝えてたり、社会的なメッセージを歌にしていたり、ラジオから聞こえてくる音楽とまた違うストレートさとか熱さを感じたんですよね。ん~、でも今だにたくさん、レゲエに惹かれる部分は開拓されてますね。

――さて、今作ですが、前作に比べて曲調の幅も広いし、MINMIさんのナチュラルな魅力が引き出されている印象を受けました。前作を作ったことで余裕などが生まれましたか?

MINMI
: そうですね。『Miracle』は、あっという間にアルバムを出さなきゃいけない時期がきて。アルバム作ったことないっていう状況だけど、自分の120%を出してでも作らないと…っていう気持ちを込めて『Miracle』にしたんです。自分がどこまでできるかっていう、それまでの集大成+αみたいな作品になったと思うんですよね。でも、それが終わってひとつゴールを達成して、気持ち的にもリラックスしたし、今作では今までの過去にとらわれず、なんか新しい気持ちでニュートラルな気持ちでやりたいなっていうのがあって。あとは1作目の経験があったからこそ、"こういうのをやりたい"っていうのができたり、そういった面で制作も楽しかったですね。

――ジャケットも今までと違うナチュラルな写真ですね。


MINMI: 最初は、スタジオで撮ったカラー写真でこういうデザインで…って決まってたんですけど…。この写真は、中ジャケにジャマイカの写真が入ってて、それを撮っていただいたカメラマンさんが偶然に部屋で撮った写真なんです。モノクロだから、あんまり狙わずに雰囲気写真みたいのを撮ってて、後で見てみたらすごい雰囲気もいいし、自分はこういうナチュラルな普段の顔も出していきたい…っていうことでスタッフとも話してこれにしたんです。それが『imagine』っていうタイトルともなんか合ってたし。

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