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フロントマンであるアレド・フィリップスがキッズ・イン・グラス・ハウスを結成したのは2004年の事。2曲入りのデモを作成し、TASTE OF CHAOS TOURのオープニング・バンドのオーディションを受ける。これに見事合格、7000人の大観衆の前でプレイする機会を得る。その時のパフォーマンスが更なる話題を呼び、彼らは地元のみならず全英から注目されるインディ・バンドへと成長していく。

その後バンドは楽曲作りに専念し、2006年に5曲入りEP「E-POCALYPSE!」を発表。Kerrang!誌がこのEPに4Kのレビューをつけるなど、大反響を得る。ロストプロフェッツのUKツアーへの帯同をはじめ、イギリス全土でかなりの本数のギグをこなし、各レコード会社やマネージメント、エージェントから声をかけられるようになっていく。

2007年に入ってもバンドは30セカンズ・トゥ・マーズとのイギリス・ツアーや、CLUB KERRANG!へのヘッドライン出演の他、マニックストリート・プリーチャーズやグー・グー・ドールズとのツアー、DOWNLOAD FESTIVALやHYDE PARK CALLINGといったフェスティヴァルへの出演など、5曲入りEPを1枚しか発表していないバンドとしてはありえないほどのスケールで、活発に活動を続けていく。

2007年10月、ロメッシュ・ドダンゴダを迎え、フル・アルバムのレコーディングをスタート。約2ヶ月かけてアルバムを完成させた直後、フューネラル・フォー・ア・フレンドとのツアーに出るのだが、そのツアーの初日、まさにステージに上がる1時間前にROADRUNNER RECORDSとの契約を結ぶ。ROADRUNNERとの契約というニュースはイギリスの音楽業界の大きな話題となった。そして2008年6月、デビュー・アルバム『スマート、カジュアル』をここ日本で発表。同年8月には早くもサマーソニック08への出演のため初来日。カラフルなロックをステージ上で堂々と披露。観客を熱狂させた。