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LuckyFes
NANO-MUGEN FES.の歴史と今年の見所2005
2005.06.17 07:30
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「スタンディングで、音の環境も良く、2ステージは組めるところ。色々考えて、“横浜アリーナでやりたいな”というのは早い段階から出ていました。我々の地元である横浜で開催したい、という気持ちもありました。そして今年は、屋台も出ます。野外フェスとはまた違った趣で、環境的なストレスも少ない屋内フェスだと思うので、気軽に音楽を楽しみに来ていただけると嬉しいです」(後藤正文/Vo&G)
出演バンドは、アジカンを含めて8バンド。それぞれの代表曲を1曲ずつ収録した「フェス予習用」作品といえるコンピ盤『NANO-MUGEN COMPILATION』がすでにリリース済みで、まずはそこからチェックしてもらいたい。アジカンのメンバーから各バンドを紹介するコメントが発表されているので、抜粋して紹介しよう。
ASH→「いいメロディと歪んだギターサウンド。ストレートなことをやって、きちんと評価されているバンドだなあ、って思います」(喜多建介/G&Vo)
DOGS DIE IN HOT CARS→「今年のSONICMANIAで初めてライヴを見ましたが、すごく良かった。今回の出演者の中で、一番、フロアを踊らせる可能性が高いかな」(喜多)
ELLEGARDEN→「エルレのライヴは本当に楽しい。ツアー中の出演ということで、大爆発してくれるのではないかと予想しています」(伊地知潔/Dr)
FARRAH→「アルバム全体を通して聴いてみると、色々なことをやっていて面白い。ライブハウスに足を運んでいる日本のロック・ファンも、かなり好きになると思います」(喜多)
INDUSTRIAL SALT→「まだデビュー前のUK出身の女の子2人組。ちょっとロックっぽい感じですね。未知数なので、楽しみにしていてください」(喜多)
SPARTA LOCALS→「見るたびに、いいライヴをしてるなあと思うバンド。彼らの音楽は、癖になりますね」(山田貴洋/B&Vo)
STRAIGHTENER→「CDを持ってなくても、ライヴに来て好きになる人が多いと思います。曲がシンプルでグッとくる、というのがライヴでも伝わってきます」(山田)
歌のメロディの良さを基本とする伝統的なUKロックのスタイルと、演奏の実験や遊びで斬新な音を切り拓くオルタナティヴ・ロックのスピリットと、日本で生まれ育ったロックバンドとしてのごく自然な和風のセンスと。様々なスタイルの交差点として、アジカンのブレイクはひとつの時代の象徴でもあると思うが、彼らは現状に満足するつもりはさらさらないようだ。『NANO-MUGEN COMPILATION』に収録された新曲「ブラックアウト」は、ニューウェイブ・リバイバル的な引きつったダンス・ビートに、ミニマルなリフを刻む乾いたギターが乗り、サビではアジカンらしいポップなメロディが炸裂するという、聴きこむほどに面白い曲。新しいスタイルを開拓しつつ、今回のフェスのようなダイナミックなムーヴメントに連動させてゆく流れもいい。アジカンという非常にスケールの大きなバンドが、本当のポテンシャルを発揮してゆくのはきっとこれからだろう。
文●宮本英夫
>>NANO-MUGEN FES.2005特集 TOPへ >>NANO-MUGEN FES.オフィシャル・サイトへ
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