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カリフォルニア生まれ、現在はN.Y.ブルックリンを拠点に活動するシンガー・シングライター。

ナット・キング・コール、ダニー・ハサウェイ、マーヴィン・ゲイ他、数々のシンガーから影響を受けて個性を確立。ウィントン・マルサリス、ヒューバート・ロウズ、ニコラ・コンテ等と共演する一方で、ミュージカルやTVにも活動の場を広げた。2010年にアルバム『ウォーター』でデビュー、2012年にセカンド・アルバム『ビー・グッド』をリリース。収録曲「リアル・グッド・ハンズ」もグラミー賞ベスト・トラディショナルR&Bパフォーマンスにノミネート。本作は各プレスで“ベスト・オブ2012”として名を連ね、NPR“ベスト・ミュージック・オブ2012”、“100フェイヴァリット・ソングス・オブ2012”、iTunes“ジャズ・アルバム・オブ・ジ・イヤー”、Soul Train’s “Top 10 Albums of 2012”に、Soul Tracks“Album of the Year”に選ばれる。

2013年にBlue Noteデビューをアルバム『リキッド・スピリット』で果たす。大ヒットとなり、ミリオン・セールスを達成。ストリーミングも2000万回を超え、世界で最もストリーミングされたジャズ・アルバムという記録を打ち立てた。2014年のグラミー賞でベスト・ジャズ・ヴォーカル・アルバムを受賞。情熱的なバラード「ヘイ・ローラ」では、ベスト・トラディショナルR&Bパフォーマンス部門にノミネートされた。

2015年にはエレクトロ・ダンス・ユニット。ディスクロージャーとのコラボ曲「ホールディング・オン」も大ヒット。2016年にリリースしたブルーノート2作目『希望へのアレイ』でも2017年グラミー賞ベスト・ジャズ・ヴォーカル・アルバムを受賞、その実力、人気共にNo.1を確立させた。

2017年にナット・キング・コールのトリビュート作品『ナット・キング・コール&ミー』をリリース、コールのソングブックを通じて自身の人生を語った名カヴァー・アルバムとの評を各国で得た。

英国女王の前に演奏したり、BBCで彼自身のTVシリーズ‘Gregory Porter’s Popular Voices’という番組を持つなど活動の幅も広げ続け2020年には新しいアルバムとともに、2020年に行われるチェルトナム・ジャズ・フェスティバルで「ゲストキュレーター」の役職に就き、5月5日に出演することも決定、ロンドンのロイヤル・アルバート・ホールでの4夜公演を含む全英ツアー5月9日~26日にかけて行うことも決定。