【俺の楽器・私の愛機】1863「懐かしい写真」

【フェンダーアメスタとElixir】(広島県 昭〇 60歳)

スマホを替えて昔の写真を見ていたら懐かしい物がありました。フェンダーUSAアメスタです、アッシュダウンを購入したリサイクルショップにありました。
私はジャズベースには全く興味が無く価値も価格も分かりませんでしたが、最初は管楽器と一緒にガラスケースに収められ展示されていました。だんだんと扱いが雑になりケースから出され最後には1弦が切れている状態で首つりでの展示でした。
少し可哀想になり店員さんに価格交渉し10万を切る価格で救済措置をしました。新品時の販売保証書も付いており北海道の楽器店でした。販売1年後にどういう経緯で広島にたどり着いたかは分かりませんが、今は息子の家にあるはずです(売られていなければ)10年くらい前の事です。
ちょうどその頃他のリサイクルショップにエリクサーの弦が売られていました。当時でも4000円位したはずですが、2500円で売られており調子にのって2万円分まとめ買いしました。この弦がくせ者でした、雑誌にエリクサーの偽物が出回っている、ケースに描かれている顔が微妙にちがう、まさにこいつでした。上手いこと顔の上に値段シールが貼られています、今はこんな物は無いと思いますが皆さんも気をつけましょう。

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リサイクルショップというのは魔境ですね。まさに玉石混淆、宝なのかゴミなのか、その境界線を読み解く難しさを語るエピソードをいただきました。偽物というのは本物を毀損するあってはならないブツですが、いつの世になってもなくならないものです。審美眼が備わっていない若き日の私も、「うっわ、激安」と喜んで飛びつき、騙されていることに気付かぬままお天気な青春を送っていたような気がします。そういう意味では、このエリクサーは「高い買い物」だったかもしれませんけど、それによって手にした昭〇さんの洞察力や眼識というのは無限の価値を秘めたもの。「人生を清く楽しく渡り歩くためのスキル代」だったと思えば、真の意味で激安です。(BARKS 烏丸哲也)
★皆さんの楽器を紹介させてください
「俺の楽器・私の愛機」コーナーでは、皆さんご自慢の楽器を募集しています。BARKS楽器人編集部までガンガンお寄せください。編集部のコメントとともにご紹介させていただきますので、以下の要素をお待ちしております。
(1)投稿タイトル
(例)必死にバイトしてやっと買った憧れのジャガー
(例)絵を書いたら世界一かわいくなったカリンバ
(2)楽器名(ブランド・モデル名)
(例)トラヴィス・ビーン TB-1000
(例)自作タンバリン 手作り3号
(3)お名前 所在 年齢
(例)練習嫌いさん 静岡県 21歳
(例)山田太郎さん 北区赤羽市 X歳
(4)説明・自慢トーク
※文章量問いません。エピソード/こだわり/自慢ポイントなど、何でも構いません。パッションあふれる投稿をお待ちしております。
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