プリンスのドラマー、ジョン・ブラックウェル、死去

プリンスのドラマーとして知られていたジョン・ブラックウェルJr.が亡くなった。まだ43歳だった。
ブラックウェルの奥さんYaritzaさんは、火曜日(7月4日)、彼のインスタグラムにて「私の夫、素晴らしいドラマー、ジョン・ブラックウェルJr.が今日、私が寄り添う中、安らかに息を引き取りました。神様、彼の人生をありがとう。支援してくださった方々、ありがとう」と訃報を伝えた。
奥さんはその数日前、やはりインスタグラムで「夫は一年前、トップ・ベーシスト、ニック・ウェストと日本のBlue Note Tokyoで演奏しているとき、脳腫瘍だと診断されました。ジョンだけでなく、私にとっても非常に厳しい一年でした」「今日、彼は病院が変わりました。リハビリ施設です。ここで長期におよぶ回復の過程を続けることになります」と報告していたばかりだった。
10代初めにしてジャズ・クラブでプレイし始めたブラックウェルは、90年代終わりにはパティ・ラベルのドラマーとなり、その後長年に渡りプリンスとプレイしてきた。
プリンスだけでなく、ジャスティン・ティンバーレイクやP.ディディ、ディアンジェロらとも共演。ジャズ、ファンク、フュージョン、ポップなど幅広いジャンルを演奏するマルチなドラマーだった。
合掌。
Ako Suzuki







