マーク・ロンソン「エイミーを観るのは辛かったけど…」

マーク・ロンソンが、コラボレーターで友人だった故エイミー・ワインハウスのドキュメンタリー映画『AMY』について語った。思い出がよみがえり、観るのが辛い部分もあったが、彼女のレガシーを再認識するこのような作品が作られて良かったと思うそうだ。
ロンソンは『Daily Mirror』紙にこう話した。「当然、思い出が戻ってきて、観るのはきつかったよ……。でも、いいなって思ったのは、僕の妻はエイミーに会う機会がなかった。僕はいつも彼女にスタジオでのエイミーの話やエイミーの機知に富んだ会話なんかについて語ってるんだけど、(映画を)観終わったとき、妻は“やっと、わかった。あなたが話してたエイミーに会えた”って言ったんだよ」
「エイミーのこういう部分、みんなが知ってるわけじゃないってこと忘れてた。この映画のリスペクトすべき点は、そこなんだ。そもそも彼女がなんで有名だったのか、思い出させてくれる。彼女は天才だったんだ。僕でさえ、そのこと忘れがちだよ」
『AMY』に関しては、ザ・ルーツのクエストラヴも、感極まり、涙を見せるのが嫌で映画館を途中で抜け出さなくてはならなかったと話していた。
『AMY』は7月3日、UKの映画館で公開された。
Ako Suzuki
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