【インタビュー】ギニュ~特戦隊、やる分にも見る分にも楽しめるヲタ芸の“気持ち悪い動き”を参考にしてください

“ヲタ芸の神”、BARKSに降臨!
元々は“推し”アイドルへの応援、愛を表現するものだった“ヲタ芸”をパフォーマンスとして認知させ、いまやあの“AKB紅白”や“POPTEEN”のイベントなどへの出演を果たすまでにいたった8人組、ギニュ~特戦隊が、自身初の映像作品『THE ヲタ芸』を完成させた。今回BARKSに披露してくれたパフォーマンスでも、暗闇の中で踊るサイリウムのスピード感、動きのキレッぷりはまさに圧巻。動画サイトでは1000万回以上の再生を記録する盛り上がりを見せているヲタ芸を世間へさらに認知させんとするパフォーマンス集団から5人が登場、その素性をハイテンションに語ってもらった。
■なんといってもヲタ芸はやせるんです
■僕ら“ヲタ芸筋”というのがあるんです
──先ほど動画を撮影させていただきましたが、動きがキレッキレで凄かったです!
一同:(絶叫)ありがとうございまーっす!!!!!
──(笑)その技の名前を教えていただきつつ、皆さん自己紹介をお願いできますか?
さんぱちゃ:ギニュ~特戦隊のさんぱちゃです! さっきは“シャオリー”という技を打たせていただきました。で、自分のコンセプト・カラーは緑なんでサイリウムも緑を使わせていただいたんですが、阪神タイガースが好きなんで以前は黄色だったんですけど、ギニュ~特戦隊では黄色の人がいたんで……。
脇折り:僕ですね~。
さんぱちゃ:(笑)なので、やむなく緑を好きになりました……。
脇折り:ギニュ~特戦隊の脇折りです。名前の由来は、動画を投稿したときに、サイリウムを脇で折ったんですよ。そしたら、ニコニコ動画とかで“脇折り”って呼ばれたりしたところからこの名前になりました。さっき使った技は、“ムラマサ”という技で、サムライ系の斬るみたいなものをイメージした、自分の一番得意な技です!
オカギア:今回は青のサイリウムを使わせていただいた、ギニュ~特戦隊のオカギアです! さっき打ってた技は“ドラグーンスピア”という技です。名前の由来は、アニメの“コードギアス”と本名をくっつけたところから来てます。

しゅんしゅん:ギニュ~特戦隊のしゅんしゅんです! ステージでは赤いサイリウムを使って“サンダースネイク”という技を打たせてもらいました。名前の由来は、某アイドルさんの握手会に行きまして、その好きな子に“ニックネームを付けて!”とお願いして付けてもらったのが“しゅんしゅん”という名前なんです。
okailove:先ほどオレンジのサイリウムを使わせていただきましたokailoveと申します、よろしくお願いいたします! 名前の由来はですね、℃-uteの岡井千聖ちゃんが好きということからokailoveと付けさせていただきました。そして、技なんですけれども、“ザ・サファリ”という自分のオリジナル技と、もうひとつ、ジャグリングの“ポイ”という技を使わせていただきました。
──単に“ヲタ芸”と言っても、ただサイリウムを振るだけじゃなくてアクロバチックな技を駆使したりもしているんですよね。色々な動きを間近で見てビックリしました。
okailove:そうなんです。だから、色んな例えられ方をするんです。例えば“サイリウムダンス”とか。ヲタ芸自体、普通にプライベートでやってもどんな曲でも打てるんで、すごい楽しいんです。精神的にも楽になりますし(笑)。ストレス解消で。あと、なんといっても、ヲタ芸はやせるんですよ! 僕ら、チーム全員、“ヲタ芸筋”というのがあるんですけど(全員で脇腹付近の筋肉を披露)。
──あっ、本当ですね! すごい筋肉が出来てます。確かに、“ロマンス”なんかはまさに、その辺の筋力が鍛えられそう。(注/ロマンス:ギニュ~特戦隊も動画で駆使していた、曲のサビなどメインどころでよく使われる、両腕を激しく左右に振りながら掲げる動き)
okailove:そうなんです。これはヲタ芸をやっていないと出てこない筋肉なんです(笑)。
──そんな皆さんがこのユニットで活動を始めたのは、そもそもどんなきっかけで?
オカギア:最初に始めたのは、アイドル現場ですね。で、今の僕達は、形としては4代目くらいなんですよ。
okailove:僕の流れで言うなら、元々は僕は昔からヲタ芸をやっていたんですけど、最初はこういうサイリウムを持つヲタ芸はやってなかったんです。で、このギニュ~特戦隊は元々は僕自身が始めたわけではなくて、8人のメンバーの中にいるばっくほーんさんという方に憧れて一緒にチームを作りたいなと思ったのが、このギニュ~特戦隊のきっかけで。
脇折り:そう。今日はいないんですけど、そのばっくほーんという方が創始者なんです。
okailove:先ほどさんぱちゃ君がやってくれた“シャオリー”という技も、ばっくほーんさんが作った技で。
さんぱちゃ:僕は、ばっくほーんと高校が一緒なんですよ。そういう繋がりから広がって今にいたるんですけど、僕はそもそも、アイドルヲタクではなかったんです。
オカギア:創始者のばっくほーんに影響されて始めたという。
さんぱちゃ:純粋にパフォーマンスだけに憧れて始めたという、レアケースで(笑)。
しゅんしゅん:そう。だから彼は、めっちゃ“珍”ですよ。
さんぱちゃ:(笑)当時は珍しいケースでしたね。
脇折り:ヲタクじゃないヲタ芸師みたいな。