マッシヴ・アタック、トリッキーと仲直り

マッシヴ・アタックが、初期のコラボレーターでその後決別してしまったトリッキーと和解。次のアルバムへ参加してくれるよう頼んだという。
トリッキーはマッシヴ・アタックの前身ワイルド・バンチの準メンバーで、マッシヴ・アタックの1st『Blue Lines』(1991年)、2nd『Protection』(1994年)に参加した。しかしその後、ソロとしての活動が軌道に乗ると、クリエイティヴ面でマッシヴとの間に相違が生じ袂を分かつことになった。
長い間疎遠となっていた彼らだが、数週間前、友好的な再会を果たしたという。ダディ・Gことグランド・マーシャルは、BBC 6ミュージックでこう話した。「俺たちとトリッキーの仲は修復したみたいだ。俺らとトリッキーの関係はいろいろ言われてきたよな。よくはなかったよ。でも、物事は変わるんだ。軟化したよ。2週間前、パリでトリッキーにあった。5~6年ぶりだ。友好的な再会だったよ」
2010年2月にリリースされるニュー・アルバム『Heligoland』でのコラボ復活は間に合わなかったものの、「次のアルバムで話が上がっている」という。
代わりに(?)、『Heligoland』ではトリッキーの元ガールフレンド、マルティナ・トップリー・バードが参加。マルティナとはずっとコラボしたいと思っていたものの「トリッキーのことがあったから、声をかけられなかった」そうだ。
6年ぶりの新作には、このほか、デーモン・アルバーン、ホープ・サンドヴァルらがヴォーカルで参加している。
Ako Suzuki, London







