オアシス、無料ダウンロードはなし
この秋、待望の新作をリリースするオアシスだが、いま流行りのフリー・ダウンロードはないという。その理由はごもっとも。
ノエル・ギャラガーはBBC 6ミュージックにこう語った。「ないね。俺らのやり方じゃない。無料で配るために、アメリカの最も高いプロデューサーと一緒にイギリスで最も高いスタジオで1年を過ごして、ロンドンで最も高いグラフィック・デザイナーに頼んだわけじゃないからな。冗談じゃねえ」
無料ダウンロードの先駆者、レディオヘッドについてはこう話している。。「正直言って、俺にはマーケティングとしか見えなかったよ。ただでマーケティングできる素晴らしい方法だ。でも、彼らにとってはよかったよ。あれこそ、彼らのやるべきことだろ。反逆者でアウトサイダーなんだから」
ノエルはまた、Sony BMGと交わした新契約についてこう説明してる。「俺たち、自分らのレーベル(Big Brother)と8年も契約してるんだぜ。ソニーはそのレーベルと契約を交わしたんだ。バンドとじゃない。そして、俺らのバック・カタログを返してくれた。イギリスでは自分らのレーベルから出す。でも、そのほかの国のライセンスを任せたいと思うレーベルを選んだんだ。(インターナショナル・リリースに関しては)俺らが、彼らに払うんだ。彼らが俺たちに払うというよりな」
契約完了までの道のりは、骨の折れるものだったようだ。「ミーティングは複雑過ぎてさ、“サインするから、早くよこせ”って言っちまったよ。ボロボロになって告白しちまったて感じだな」
オアシスの7枚目となるニュー・アルバム『Dig Out Your Soul』は10月にリリースされる。
Ako Suzuki, London







