倉木:そうですね。今回のアルバムも昨年の<FUSE
OF LOVE>ツアー終了と同時に、“次はさらにみなさんを身近に感じられるライヴにしたい!”と思ったところから制作を始めたんです。なので、より親しみのある音作りを目指して、『DIAMOND
WAVE』には、アコースティック・ギターの音を強く出したり、一体となれる楽曲ということも念頭におきながらバランスを考えて選曲していきました。
倉木:特に辛かったという曲はありませんが、「Voice
of Safest Place」ではアカペラに初めて挑戦しました。全くオケのないところから、一から歌を入れていくことは初めてだったので、本当に試行錯誤しながら作っていったんです。数えきれないくらいコーラスを重ねていって、ウィスパー・ヴォイスのコーラスを歌い続けて、途中酸欠状態になりながら(笑)。時間をかけてイメージを大切に制作した力作です。大変でしたが、楽しく充実した時間でしたね。
――お疲れ様でした(笑)。楽しかったといえば、「Ready
for love」では激しいラップ・パートもあり、レコーディングはかなりノリノリだったそうですね。