ジャネット&ジャスティン、“乳ポロ”のツケは大きかった
先日のスーパーボールで“乳ポロ”騒ぎを起こしたジャネット・ジャクソンとジャスティン・ティンバーレイクだが、事件の代償は大きかった。2月26日付のUSA TODAY紙によると、2人は共にABCのプロジェクトから外されたという。ジャネットは人種差別と戦った往年の名シンガー、リナ・ホーンの伝記映画に主演する予定だったが、86歳になるホーン本人がこの事件に立腹。ABCはジャクソンの起用を望んだが、プロデューサーたちが辞退し、結局、出演が取り消された。
一方のティンバーレイクは、アフリカ系アメリカ人から非難と抗議が殺到。5月に放送が予定されている記念特番『Motown 45』のホストを辞退した。しかし、ティンバーレイク側は、彼が出演する映画『Edison』とスケジュールが重なったためと述べている。『Edison』にはほかにケヴィン・スペーシー、L.L.クールJらが出演する予定。ティンバーレイクは警察の汚職を暴くジャーナリストを演じる。『Motown 45』の代役にはライオネル・リッチーの名が挙がっている。
また、関係者の中には騒動の影響を受けたものが少なからずおり、波及は未だ治まっていないようだ。
T. Kimura







