『Justified』 Zomba Records Japan 2002年11月07日発売 ZJCI-10100 2,520(tax in)
1 Senorita 2 LIKE I LOVE YOU 3 (Oh No)What You Got 4 Take It From Here 5 Cry Me A River 6 Rock Your Body 7 Nothin’ Else 8 Last Night 9 Still On My Brain 10 (And She Said) Take Me Now 11 Right For Me 12 Let’s Take A Ride 13 Never Again
とはいえ、ジャスティンが登場する前にDJや日本のヒップホップ・グループ、SOUL’d OUTがパフォーマンス。出し惜しみするな~なんて思っていたら、同日、渋谷ではロビー・ウィリアムス(英国のアイドルグループ、テイク・ザットの元メンバー)がライヴを行なっていて、関係者のために渋谷~新木場までバスが用意されていたとか。そのバスが到着したのか、9時24分、大スクリーンが登場し、ジャスティンのインタヴュー風景にプロモーション・ビデオがザッピングされた映像が映し出される。「いよいよ」という雰囲気を盛り立てるだけ盛り立てた約5分間のビデオの後に、雷鳴が……! そう、このイントロは「Cry Me A River」。ジャスティンの登場だ! スタジャンにゆったりめなパンツ姿。その色は黒を基調にしてあるだけに、ストリートっぽい格好もクールさが強調されている。それに、思いっきりのいい短髪が、小顔をさらに小顔にさせているジャスティン……! そんな生ジャスティンにファンの女の子たちがこの上ない黄色い声で声援を飛ばすなか、ダンサー5人を従えて「Cry Me A River」を披露。かつての恋人だったブリトニー・スピアーズのことを歌ったとウワサされるこの曲は<もうきみにチャンスはないよ 好きなだけ泣くがいい>と、裏切った女に対する潔い男を歌で表現しているのだ。
続いて<ボクと踊ろうよ>とパーティー気分を盛り立てる「Rock Your Body」、ここでは“バックダンサーにだけ踊らせない”とばかりに、複雑なダンスをダンサーとともに息ぴったりに披露。ソロでは激しいブレイキンも見せて圧巻! ルックス、歌、ダンスといった要素でエンターテイナーぶりを大発揮。ジャスティンが左に歩けば、ぎゅうぎゅう詰めだったはずの観客たちは左に移動し、ジャスティンが右へ走れば、女の子たちは右へとなだれ込む……! ジャスティンがマイクを差し出せば、「ジャスティイイ~~~~~ッン!!」。そしてラストに、スパニッシュ風アコギサウンドがスパイスとなっている「Like I Love You」。<歩いていこう 僕が助けてあげるよ、嵐の中も>なんて歌詞で女の子をメロメロ骨抜きにし、「アリガトウ」をピースサインとともに3回連呼し、ステージを去っていった。