ザ・ビートルズの広報、トニー・バーロウ氏、死去

1960年代、ザ・ビートルズの広報を担当したトニー・バーロウ氏が土曜日(5月14日)、亡くなった。80歳だった。
10代後半で『Liverpool Echo』紙のレコード・レビューを執筆し始めたバーロウ氏は、その後、デッカ・レコードでライナーノートを書く仕事をしていたところ、ザ・ビートルズと契約を交わしたブライアン・エプスタインから誘われ、彼らの広報を担当することになった。
ザ・ビートルズの愛称“ザ・ファブ・フォー”を思いついたのが彼だった。また、ザ・ビートルズ解散後は、PR会社を設立し、ザ・キンクスやベイ・シティ・ローラーズらの代理人を務めた。
ポール・マッカートニーは、「トニー・バーロウは、ザ・ビートルズ初期に僕らを助けてくれた素敵な人だった。彼はスーパー・プロフェッショナルだったが、いつだって笑う準備ができていた」との追悼の言葉を寄せている。
合掌。
Tony Barrow was a lovely guy who helped us in the early years of The Beatles. He was super professional but always ready for a laugh. (1/2)
— Paul McCartney (@PaulMcCartney) 2016年5月15日
He will be missed but remembered by many of us. (2/2)
— Paul McCartney (@PaulMcCartney) 2016年5月15日
Ako Suzuki