ミック・ジャガー、デヴィッド・ボウイと連絡を取らなかったことを後悔

デヴィッド・ボウイの死から2ヶ月。ミック・ジャガーはいまでも、ボウイが亡くなる直前、連絡しようと思いつつしなかったことを後悔しているそうだ。
訃報を知った際、ボウイが住むNYにいたというミックは、英国の新聞『Daily Mirror』紙にこう話した。「彼が亡くなる前、それが明らかになる前、彼のアルバムを聴いていたんだ。しばらく会っていなかったから、連絡取らなきゃって思ってた。でも、そのすぐ後、彼は亡くなった。すごく動揺したよ」
ミックも多くの人たち同様、ボウイが癌をわずらっているのを知らなかった。「彼が経験していたことは本当に苦痛を伴うものだったに違いない。でも、最後の最後まで仕事をし、あんな素晴らしい作品を創っていたとは、本当にあっぱれだ」と称賛した。
ミックはボウイが亡くなった直後も、この10年ほど連絡を取り合っていなかったことを後悔していると、『Rolling Stone』誌に話していた。「デヴィッドは健康に問題があった後、2004年ころツアーを止めた。それ以降、彼は僕の人生からもステージからも、姿を消してしまったようなものだった」「誰かが亡くなったとき、その人としばらく話をしていなかったっていうのは、本当に悲しい。これをすれば良かった、あれをしておけば良かったって思う」
Ako Suzuki