アデル、重病の少女をサプライズ訪問

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月曜日(2月29日)に5年ぶりとなるツアーを北アイルランド・ベルファストでスタートしたアデルが、翌日、同市に住む病気の少女の家を訪問した。

◆アデル画像

レベッカちゃん(12歳)は脳性麻痺とてんかんを患い、話すことや歩くことができず、ベッドに横たわりチューブから栄養を受けている。アデルの音楽が大好きで、それがかかると笑顔を見せ、一緒に歌おうとするという。母親は、娘の命があと半年だと宣告された昨年、彼女がアデルと対面するか、FaceTimeで話せないかとオンライン・キャンペーンを立ち上げていた。

レベッカちゃんの母親は、アデルの突然の訪問について「ビックリしました。私のベイビーの夢が叶いました」と『Belfast Live』に話している。

「何ヶ月も前、レベッカがアデルに会えないかとサイトを立ち上げました。(アデルの)マネージャーのメルアドがわかったので、4ヶ月前彼女にメールを送ったら、任せてと言われました。それから連絡がなかったので、昨晩、もう一度メールをしてみました」

「そうしたら(翌日)、美容院にいたとき、マネージャーから電話があったのです。アデルがレベッカの写真を見てとても感激し、彼女に会いたがっていると言われました。わたしは美容師さんに“これ外して、行かなきゃ”って叫んでしまいました」

「アデルは、レベッカの隣に座り、私やもう1人の子供と話をしました。彼女はレベッカにとても親切で、これがどれほどの意味をもつか、言葉にすることはできません」

レベッカちゃんは行くことはできなかったが、アデルは彼女の家族を公演にも招待したという。



Ako Suzuki
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