メタリカ、レコード・ストア・デイ2016の大使に
メタリカが、2016年のレコード・ストア・デイの大使に任命された。バンドは火曜日（2月23日）、8分ほどのビデオを公開し、「エキサイティングだ」と発表した。
彼らは2008年に初のレコード・ストア・デイが開催されたとき、非公式の大使だった。ラーズ・ウルリッヒは「今回はオフィシャルだ！」と喜び、フロントマンのジェイムス・ヘットフィールドは、「メタリカはレコード店と独立系ショップの生涯にわたるサポーターだ。なぜなら、俺らはそれで育ったし、そこで友人、ファンに会い、クールな新しい音楽を見つけることができるからだ」と話した。
ラーズは子供のころ、ジャズのレコードを探す父と一緒によくレコード・ショップへ行ったと振り返り、カーク・ハメットはティーンエイジャーのとき毎週1時間かけてレコード店へ通っていたと、ロバート・トゥルージロは9歳のとき初めてレコード・ショップへ行き、サンタナの『天の守護神』をジャケ写買いしたとの思い出を語った。
今年のレコード・ストア・デイは4月16日。メタリカは、昨秋、パリ同時多発テロ事件で標的となったバタクラン劇場で2003年に行なわれたライヴを収録したアルバム『Liberté, Egalité, Fraternité, Metallica! – Live at Le Bataclan. Paris, France – June 11th, 2003』をスペシャル・リリースする。
アルバムには「The Four Horsemen」「Leper Messiah」「No Remorse」「Fade to Black」「Frantic」「Ride the Lightning」「Blackened」「Seek and Destroy」「Damage, Inc.」の9曲を収録し、レコードの売り上げは、テロの犠牲者を支援するチャリティー団体Give For Franceへ寄付するという。
Ako Suzuki
