ジミー・ペイジ、いよいよソロ・アルバムの制作に専念

この数年取り掛かっていたレッド・ツェッペリンのリイッシュー・プロジェクトが一息つき、ジミー・ペイジはかねてより言及していたソロ・アルバムの制作に専念するようだ。
ペイジはBang Showbizにこう話したという。「来年はギターに従事するつもりだよ。ソロ・アルバムに取り掛かるときが来た。僕が最後にソロ・アルバムを出したのは1988年だ。この状況は良くない。新しいものを作るときだ。僕は様々なギター・スタイルを演奏することで知られている。僕がプレイできるいろんなスタイルを見直してみないと」
ペイジは1年前、新しく制作する音楽に対し「当然、これまでやってきたことを見せたいって思っている。でも、間違いなく音楽的なサプライズがある。だから、みんながあくびをし始めるようなことにはならないよ」と話していたが、今回、もうちょっと具体的に説明してくれた。
「シンガーのことは考えていないんだ。インストゥルメンタルを考えている。自分の弱点より長所に向き合いたいんだ。自分自身でやってみたい。エンジンをかけて走ってみて、準備が整ったら、その音楽にシンガーが必要かどうか考える」
「またライブをやりたい」そうで、グラストンベリー・フェスティヴァルにも出演したいという。「レッド・ツェッペリンの曲でカラオケ・ナイトみたいなもの、できるよ」壮大なカラオケになるのは間違いない。
ペイジのソロ・アルバムはこれが2枚目。いまのところ唯一のソロ作品『Outrider』が発表されたのは27年も前になる。
Ako Suzuki