パンクを聴いていて、テロリスト容疑

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飛行場へ向かうタクシーの中でパンクを聴いていた男性が、テロリストの疑いをかけられ警察から事情聴取を受けた。男性は車内でザ・クラッシュを聴きながら歌っていたところ、運転手に危険人物と判断され警察に通報されてしまったという。

タクシーの中にMP3プレイヤーがつなげるシステムがあったため、ハラージュ・マンはザ・クラッシュやレッド・ツェッペリン、ビートルズなどを聴いていたそうだ、しかしザ・クラッシュの'79年のヒット曲「London Calling」に合わせ歌っていたところ、ドライバーはその歌詞「Now war is declared~and battle come down(戦争が宣言された/戦いが始まる)」に危険信号を発したという。

マンは、こう話している。「プロコル・ハルムをかけたら、ドライバーは気に入ったみたいだったんだ。だからオールディーズが好きなのかって思って、ツェッペリンをかけた。それからロンドンへ行くところだったからクラッシュ(「London Calling」)を流して、その後ビートルズにしたんだよ。運転手はツェッペリンもクラッシュも好きじゃなかったみたいだな。でも何も警察を呼ぶ必要はなかったよ」

飛行場で警察から尋問を受けた彼。危険がないと判断されたころには、乗るはずだったフライトはすでに飛び立ってしまった後だったという。

Ako Suzuki, London
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