ブリンク182、トムが活動休止の裏側を語る

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今年2月に無期限活動休止を宣言したブリンク182だが、メンバーのトム・デロング(G,Vo)が最近のKerrang!のインタヴューで、自身の胸の内を語った。デロングの話によれば、彼のサイドプロジェクトにマーク・ホッパス(B,Vo)が“ひどく傷ついて”猛反対、彼とトラヴィス・バーカー(Dr)がマークと対立し、一方でトラヴィスはマークと共にPlus-44というプロジェクトを組んだ。このプロジェクトに関して二人はいっさいトムに相談しなかったという。PunkBands.comが伝えた内容によれば、トムは「雑誌で初めて知った」と話している。トムはまた、トラヴィスのリアリティ番組について「応援するが、賛成はしない」とし、プライバシーを売り物にするべきでないといった考えを明らかにした。

活動休止については、当初、家族や友人たちと一緒に過ごす時間を持ちたいと話していた彼らだが、トムは新プロジェクトについてブリンクの活動を犠牲にするものではないと考えていたが、マークとトラヴィスに信じてもらえなかったとしている。

トムは最後にこう話す。「解散、活動休止、誰が何と言おうと、俺の予定にはなかったことなんだ。こんなことになってほしくなかった。とても残念だよ。みんなで徹底的に話し合ったんだ。だから、あのとき以来、二人とは口をきいてない。言うべき事はすべて言ったから」

ファンの間にはさまざまな憶測が飛び交うかもしれないが、バンドからは「無期限活動休止」以来、正式なコメントはない。

ブリンク182のグレイテスト・ヒッツCD/DVDが11月2日にリリースされる予定だ。

T.Kimura
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