女子十二楽坊の2人から コメント映像 | ▲上記画像を | 『輝煌~Shining Energy~』 プラティア・エンタテインメント PYCE-1003 2,980(tax in) 1. 大峡谷 2. 輝煌 3. いい日旅立ち 4. シャイニング・エナジー 5. 明日への扉 6. 楼蘭少女 7. リール・アラウンド・ザ・サン 8. オンリー・タイム 9. 茉莉花(ジャスミン) 10. 時の流れに身をまかせ 11. 幻想 12. 白鳥の湖 13. 火 14. 祈り 15. 蝴蝶 ※2004.1.2日本武道館公演、 「輝煌」プロモーションビデオが収録されたDVD付 ▲デビュー当時の記事が、 こちらで見られます ▲2004.1.2 日本武道館公演の レポートが見られます | | ――ファン待望の2ndアルバムが出ましたが、忙しいなかでのレコーディングではなかったですか? 楊松梅(以下、楊):そうですね、大変に忙しかったです。レコーディングはほぼ午後から始まるんですが、パートごとに2時間くらい録音するんですね。それで、私の担当する揚琴は夜中2時から始まるんです。琴になると朝の6時からだったりしていました。 廖彬曲(以下、廖):私は笛を担当してるんですが、笛はコンディションがすごく大事なんです。だからちょっと早めにレコーディングさせてもらって、夜12時にはあげてもらいました。レコーディング中は緊張してましたけど、スタジオ出たあとにほっとして、疲れがワーッと出ましたね。 楊:でも、その間ずーっと仕事しつづけていた梁剣峰(サウンド・プロデューサー)は辛かったと思いますね。私たち、彼のこと“梁鉄人”って呼んでました(笑)。 ――『輝煌~Shining Energy~』をあらためて聴いてどう思いました? 廖:前作に比べてもっと多様になって、もっとインターナショナル的になったと思います。選曲的にもメロディ的にも。 楊:1曲1曲個性あって、地域ごとの特徴をつかんだものになっていますよね。 ――15曲入ってますが、一番チャレンジだった曲は? 2人:「大峡谷」ですね。 廖:それぞれのパートのソロが入っていて、緊張したし、チャレンジでした。まさに自分が「大峡谷」にいるみたい(笑)。 ――伝統的な、民族楽器を弾いてるわけですが、やはりそういう楽器では作法や礼儀は重んじるのですか? 廖:演奏の立ち方、持ち方ってのは勉強はありました。そういう点での作法はありますね。音楽学校でもそういう時間はありましたし。基本的な姿勢、作法を身につけてからこそいい演奏はできると思います。 楊:ただ、私たちはステージではリラックスして楽しくやろうって思ってます。ステージでも飛び跳ねるときは飛び跳ねますし(笑)。音楽に合わせて体が自然に反応するので、テンポアップすれば身体も動き出すし、すべてメロディに合わせてます。前作に収録された「紫禁城」ではどんどん興奮していく曲ですしね。 ――CMとか社会現象になってましたが、こんなに人気になると思ってました? 楊:“日本で頑張る!”とは思ってましたけど、こんなに早く知ってもらえるとは思ってなかったです。とてもうれしいです。 ――今や日本でも勝手に外を歩き回ることできないのでは? 楊:サングラスしてます(笑)。でも12人全員揃っていれば女子十二楽坊だと目立つかもしれませんが、ひとりひとり歩いている分には大変なことにはならないですよ! ――日本でのオフは、何をしましたか? 2人:ショッピングですね。 廖:渋谷、原宿、表参道行きました。洋服やアクセサリーをよく見ましたね。 ――日本と中国ではこんなところが違うなと思ったことは? 楊:さっき昼食とったときに感じたんですが、レストランでは携帯がそんなに鳴らないですね。机に「携帯の電源をお切りください」という小さな注意書きがあって、それをきちんと気配りとして実施している。日本ではお互いが気持ちよく過ごせるように気遣いがあり、居心地いいところです。 廖:あと、スタッフの情熱、仕事の姿勢がすごい。責任もって行動してますね。きめ細やかに思ってくれて手配してくれてうれしいです。 楊:でも、私たちのためにあまりにも忙しく働いてくれてるから、メンバーの間では「今度日本に来たときにはみんな嫌になって辞めてなければいいね」って冗談まじりに話してます(笑)。 ――今のマイブームは? 楊:4月からの全国のツアーを控えているので、私のマイブームは“仕事”。もっともっと練習して、もっともっといい状態でステージに上がれるようにしたいですね。 ――このアルバムがまた多くの人に聴いてもらえるといいですね。 楊:アルバムのタイトル『輝煌~Shining Energy~』ですが、タイトルとおり輝く作品になってほしいと思ってます。 廖:世界中の人に聴いてもらいたいです。そのためにはもっともっと努力して勉強しないと!(笑) 取材・文●星野まり子 |
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