ブラック・アイド・ピーズ、一夜限りの来日公演レポ
最新アルバム『エレファンク』が世界的にヒットし、惜しくも受賞は逃したものの、シングル「ホエア・イズ・ザ・ラヴ」がグラミー最優秀レコードにノミネートされていたブラック・アイド・ピーズ。そんな彼らが2/11(水)、東京で一夜限りの来日公演を行なった。会場の恵比寿ガーデンホールは前売りがソールド・アウト。ショウに先立ち、HMV渋谷でインストアイベントを行ないファンと交流した。
ショウは最新アルバム『エレファンク』のオープニングと同じく「ハンズ・アップ」でスタートすると、2曲目はアップルiPodのCMで使われた「ヘイ・ママ」。この時点ですでにかなりの盛り上がり。途中フリースタイルやコール&レスポンスを挟みながら、終始ハイテンションで進んだステージ。ラストの「ホエア・イズ・ザ・ラヴ」では言葉の壁を越えた大合唱となった。
サウンド面ではウィル、アップル、タブー3MC構成のラップの厚みに加え、サックス、ターンテーブルを含むフルバンドのサウンドが立体感ある音場を作り出していた。そして、迫力だったのが紅一点ファジーのヴォーカル。CDでは3MCの引き立て役的に回ることも多い彼女だが、ステージ上で紅一点という視覚効果も手伝い、MISIAばりに高音が伸びブレスなしで歌い上げる迫力の唱法で大きな存在感を示していた。
オーガニック・ヒップホップ、癒し系と呼ばれる彼らの作品から想像したライヴとは異なる、いい意味で裏切られる短期決戦的なロックの縦ノリの雰囲気。1時間半弱という短い時間の中、大掛かりなセットも演出もなかったが、世界レベルを感じた完成度の高いステージだった。
Photo/Yuki Kuroyanagi
ショウは最新アルバム『エレファンク』のオープニングと同じく「ハンズ・アップ」でスタートすると、2曲目はアップルiPodのCMで使われた「ヘイ・ママ」。この時点ですでにかなりの盛り上がり。途中フリースタイルやコール&レスポンスを挟みながら、終始ハイテンションで進んだステージ。ラストの「ホエア・イズ・ザ・ラヴ」では言葉の壁を越えた大合唱となった。
サウンド面ではウィル、アップル、タブー3MC構成のラップの厚みに加え、サックス、ターンテーブルを含むフルバンドのサウンドが立体感ある音場を作り出していた。そして、迫力だったのが紅一点ファジーのヴォーカル。CDでは3MCの引き立て役的に回ることも多い彼女だが、ステージ上で紅一点という視覚効果も手伝い、MISIAばりに高音が伸びブレスなしで歌い上げる迫力の唱法で大きな存在感を示していた。
オーガニック・ヒップホップ、癒し系と呼ばれる彼らの作品から想像したライヴとは異なる、いい意味で裏切られる短期決戦的なロックの縦ノリの雰囲気。1時間半弱という短い時間の中、大掛かりなセットも演出もなかったが、世界レベルを感じた完成度の高いステージだった。
Photo/Yuki Kuroyanagi
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