ダイド、人種差別を推進したサイトを閉鎖させる

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Ananova.comによると、自分の曲が人種差別を推奨するウェッブサイトで使用されていることに気づいたダイドは、急いでサイトを閉鎖させたという。サイトは、ラブ・ソングであるはずの彼女の曲「White Flag」と「This Nation Is Mine」を白人優越主義を歌ったものとこじつけ、歌詞と曲のダウンロードを提供していた。

ダイドはサイトを発見するなり、すぐに彼女のレーベルであるBMGに連絡を入れ法的処置を取らせたという。BMGのスポークスマンはこう話している。「ダイドは、サイトのことを知りゾッとした。彼女を知る人なら、これが彼女の意思とは正反対なことはわかるだろう」同サイトは、弁護士の迅速な対応により、発見から1時間以内に閉鎖されたという。

またダイドは、今月17日に行なわれるブリット・アワーズへの出席を取りやめたと発表した。彼女は、曲作りやこれから行なう予定でいるツアーのリハーサルに専念するため、この先4週間の予定を全てキャンセルすることにしたという。

ダイドはこう話している。「昨年は、素晴らしい年だった。でもイベントやプロモーション、テレビ出演がひっきりなしに続いて、クリエイティブな時間を持てなかった。だから落ち着いて、曲を書いたりレコーディングする時間を持てるのを楽しみにしている」

ダイドは、ブリット・アワーズで最優秀女性アーティスト、最優秀アルバム、最優秀シングルの3部門でノミネートされているだけでなく、授賞式でパフォーマンスをする予定だった。アワーズの主催者は、彼女の代わりにケイティ・メルーアとジェイミー・カラムのデュエットを行なうと発表している。

同時に、ダイドは今週末行なわれるグラミー賞にも出席しないことになった。彼女はグラミーで、最優秀ポップ・ヴォーカル賞にノミネートされている。

Ako Suzuki, London
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