暴行罪に問われたジャック・ホワイトの裁判日程が決まる

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先月の喧嘩が原因で加重暴行罪に問われているホワイト・ストライプスのジャック・ホワイト(Vo&G)だが、1月14日(水)、彼が法廷に立つ日が決まった。ミシガン州の裁判所によると、裁判日は3月9日(火)に確定したという。

ホワイトは昨年12月13日、ヴォン・ボンディーズのジェイソン・ストールスタイマー(25歳)とデトロイトで口論の末、殴り合いになった。2人は市内にあるマジェスティック・シアター・センターで別のバンドのコンサートを見ていた。ストールスタイマーは顔面を7回殴られ、右目と鼻を負傷したと警察に話している。彼は特に右目の傷が深く、カリフォルニアで目の手術を受けなければならなかったと言う。ホワイトは現在、保釈金5,000ドルを払って釈放されている。

ホワイトは先日、この件について無罪を主張した。裁判所からは仕事目的の海外渡航が許可されており、1月19日からイングランドのリバプールを皮切りに英国ツアーを行なう。AP通信によると、ホワイトの弁護士は裁判所が「彼に喧嘩をするリスクはなく、また、社会的な危険性もない」と判断したという。

暴行、傷害、裁判という重荷を負ったスターの周囲は、すぐにこの事件が解決するとは思っていないようだ。ホワイトの弁護士は「今後の展開にもよるが、3月9日は裁判というより、裁判に向けての事前審問のような形になるだろう」と米音楽サイトlaunch.comに語っている。もし有罪となれば、最高一年の禁固刑と罰金1,000ドルが科せられる。

ホワイト・ストライプスはグラミー賞3部門にノミネート。『Elephant』が年間最優秀アルバムと最優秀オルタナティヴ・アルバム、「Seven Nation Army」が最優秀ロック・グループの候補に挙がっている。ホワイト自身はソロで最優秀ロックソングにノミネートされている。

現在のところ、メンバーのメグ・ホワイト(Dr)からのコメントは得られていない。

T.Kimura
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