ピーター・ガブリエル、12年間待って建築会社を訴える

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イギリスのEvening Standard紙によると、ピーター・ガブリエルが、彼の自宅を建てた建築会社を訴えたという。それにしても、ガブリエルはとても辛抱強い男のようだ。というのは、家の建築が遅れてなんと12年も引っ越しできなかったからだ。

彼はすべてを取り壊さなければならず、ロンドンのノッティン・ヒルに900万ドルかけて建てたジョージ王朝風の家屋に引っ越すことができなかったとして、250万ドルを求める訴訟を起こした。

'91年、ガブリエルは夢の邸宅となるはずだった不動産を購入。レコーディング・スタジオや瞑想ルーム、シアター兼スイミングプールなどを備える予定だった。しかし、着工当初から問題が起きたと彼は言う。

「完璧主義者だと思われたくないが、あまりにもお粗末だ。初めから悪夢だった……。いろいろな問題があって、何度も話し合った。僕のほうでうまく処理できず、間違った方向へ進んでしまった」

53歳になる彼は建築会社に不満なばかりか、近所からも苦情を受けている。近隣の住人たちは、屋上テラスや空気清浄機の設置に反対していた。

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