エミネムのリリックがシークレット・サービスから調査を受ける

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先日、アフリカ系アメリカ人を侮蔑したリリックについて謝罪したエミネムだが、今度はシークレット・サービスからネット上にあるリリックを綿密に調査されている。

問題となっている曲は「We As Americans」。先週、7曲を収録した非公式EP『Straight From The Lab』からオンライン・リリースされた。シークレット・サービスが特に調べているのは次のような一節。

「クソったれマネー。能無しのお偉い様にラップなんてゴメンだ/大統領がくたばるのを見たいんだ/今まで誰も言わなかった/でも、俺が前例と基準を作った/奴らはこれに耐えられない」

シークレット・サービスのジョン・ギルはThe New York Post紙に「我々は、大統領に対して脅威となり得るものはすべて深刻に捉える。現在、いかなる措置をとるべきか、決めている最中だ」と述べている。

エミネムのレーベル、Interscope Recordsの代理人は、このレコーディング物は紛失あるいは盗難に遭い、完成されなかったと話している。また、同社はこの曲をリリースするかどうか決めていないとも言う。

この2カ月でエミネムのリリックが標的になったのはこれで2度目。先月、雑誌『Source』がアフリカ系アメリカ人女性を侮蔑する内容を含んだ初期のレコーディング物を発表し、エミネムは当時の年齢とアフリカ系アメリカ人女性との関係を理由に挙げて人種差別の発言を公式に謝罪した。

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