雑誌『Source』がエミネムを標的に!? 過去の差別テープを暴露

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雑誌『Source』が11月18日(火)夕方、NYのミレニアム・ブロードウェイ・ホテルで記者会見を開き、'90年代初頭にレコーディングされたエミネムのテープを公表した。同誌によると、エミネムはこのテープの中で、黒人と黒人女性について彼の意見を歌っているという。『Source』誌はまた、テープは本物であるとの声明を発表している。

雑誌側は「腐敗したヒップホップ界を活性化するために、『Source』の新しい活動としてこのテープを公表した」と話している。テープに収められている曲の中には「黒人と白人が性行/黒人女が欲しいのはカネ、奴らのおつむは淫行」「はっきり言ってやる/黒人女はあばずれ、だからサッサとパンツを履いたほうがいい」といったリリックがある。曲のタイトルは分かっていない。

『Source』誌によると、問題のテープはレコーディング当時、エミネムと知り合いだったデトロイトに住む3人の白人ヒップホップ・ファンから提供されたという。

同誌のオーナー、レイ・ベイジノはエミネムと1年以上にわたって確執状態が続いている。彼はエミネムをヒップホップの腐敗の要因と非難。これに対しエミネムはニュージャージー州ジャイアンツ・スタジアムのコンサートで、2000年ソース・アワード最優秀リリック賞のトロフィーを地面に叩きつけた。

これらの件についてエミネムのマネージメント会社、ゴライアス・アーティスト・マネージメントに問い合わせたが、返答は得られなかった。

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