ブッシュ騒動のディクシー・チックスが今度はシュワルツネガーに苦言

The Dixie Chicksが、今回は、カリフォルニアの州知事選挙に対して政治的な発言をした。どうやら彼らは、共和党の候補者であるArnold Schwarzneggerの大ファンというわけではないようだ。

＜Top Of The World＞ツアーで海外滞在中のEmily Robisonは、ドイツの新聞『Adendzeitung』にこの映画スターをサポートするつもりはないと話している。彼女はこう語った。「彼は素晴らしい映画スターよ。でも、政治家になるっていうのは馬鹿げた話だと思うわ。アメリカは、きちんとした考えを持つ人々によって統治されるべきよ。彼には勝って欲しくない」

このコメントは、先にリードシンガーのNatalie Mainesが放った反ブッシュ発言に続き、またもや議論の的となっている。Mainesは今年3月、ロンドンの観客に向かい「みんなわかってると思うけど、私たちはテキサス出身の大統領を恥ずかしく思ってる」と話した。この発言により、全米のラジオ局でのオンエア回数やアルバムの売り上げが極端に下降するなど、Chicksはいまだに苦境に立たされている。

Chicksは、９月22日までヨーロッパでツアーを行なう。その後、９月28日から10月４日までオーストラリアで公演。

そして、10月12日にワシントンDCで行なわれるレコーディング・アーチスト連合のコンサートに出演するため帰国する。

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