<SummerSonic2003>ツイン・シンセとラップがさえてる、ちょっとおバカなアーミー・オブ・フレッシュメン

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THE ARMY OF FRESHMENはカリフォルニアはLA出身の野郎5人組。今年4月に日本デビューとなるセルフタイトル・アルバム『THE ARMY OF FRESHMEN』をリリースした。

いい意味でバカっぽいキャラクター。曲と曲の合間にも、拍手させたり、手を振らせたり、とにかく客を乗せるのがうまい。曲のラストは必ずジャンプでキメるし(笑) ヴォーカル、クリス・ジェイは暇さえあればLブロックとRブロックを隔てる通路を走ってくる! 声はシュガー・レイのマークに似ていて乾いた抜ける感じの爽やか系(男から見てもセクシーでカッコイイ、甘いマスクなのも似ているかも)。いくつかのナンバーで見せたラップもなかなかカッコよかった。

サウンド的には、誤解を恐れず乱暴に形容すると「New Orderを演るSUM 41」。ただ、オープニングの2曲こそシンセサイザーがフィーチャーされていたものの、後半に行くにしたがってどんどんおバカ・パンクなSUM 41色を増してきた(笑) しかし、ラストの「Spring Break」は、80年代のNew Orderを彷彿とさせる美メロとシンセの音色、そして青春パンクっぽい元気のよさがめちゃめちゃ良かった。

バンドも感極まったのか、箱ごと(笑)わしづかみでギター・ピックをオーディエンスにまき始めた。と、思ったのだが、後で拾いに行ってみると、それはギター・ピックではなく日本の小銭であることが判明。1円玉2枚、5円玉1枚の計7円を拾った。これは餅まき!? 真相はいかに!! THE ARMY OF FRESHMENからは今回の来日に合わせてビデオ・メッセージも届いているので引き続きBARKSをチェックして!

01.Uniforms(新曲)
02.Gang Sign(新曲)
03.Bulletproof In Baggy Jeans
04.Quit That Hellhole
05.Paradise
06.Adeline
07.Home(新曲)
08.Get(新曲)
09.MTV(新曲)
10.Engine
11.Spring Break
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