<SummerSonic2003>オーディエンスのダイブ連発に興奮しハヤシもダイブ! ポリシックス

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急遽出演できなくなってしまった麻波25のピンチヒッターを務めた8月1日のROCK IN JAPANに続き2日連続での夏フェス出演となったPOLYSICS

この日はフェス向けの機材だったためか、ハヤシのツイン・マイク、炸裂ボコーダーこそ見られなかったが、そんな小さな障害はなんのその。ファミコンゲーム「ゼビウス」BGMが流れるなか、メンバーが入場。ライヴが始まれば、夏の熱さが狂わせたのか、観客は盛り上がりすぎるほど盛り上がった。5月を最後にバンドを去ったスガイ(Dr)の穴も、サポートのイシマル(SNAIL RAMP)が、きっちり息も合って務め上げていた。

オープニングからダイブ連発だったが、クライマックスはラストの2曲「Urege On!!」と「BLACK OUT FALL OUT」。明確に数えたわけではないが、この2曲だけでざっと30人はダイブしたのではないだろうか? しかも、普通、ダイブをするのは血気盛んで体力を持て余した男の子と相場は決まっているが、POLYSICSのライヴでは女の子が飛ぶこと飛ぶこと……。あんなに女の子がダイブするライヴは初めて見たかも?

「じゃあここでバラードを一曲」「ラストはアコギで……」そんな演出はPOLYSICSにはない! 全曲全力投球、疾走、絶叫、ノンストップ! オーディエンスも1曲目からダイブ、絶叫!、ダイブ、ジャンプ、モッシュ! 圧巻はラストのハヤシによるオーディエンスへの飛び込み。ギターのケーブルはワイヤレスではなかった。普通にケーブルがついたまま飛び込み、びよーんと伸びるケーブル、必死に救出するスタッフとなんとか触ろうとするオーディエンスの駆け引き、そして必死にケーブルをさばくスタッフのお兄さん……。
いいライヴはバンド、ファン、スタッフみんなで作るものなんだなー、と納得してライヴは終了。いやあ、すごかった。

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