エミネム、デトロイト公演ライヴ・レポート

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7月12日(土)、Eminemがデトロイトのフォード・フィールドでソールド・アウト公演を行なった。集まった観衆は4万6,000人で、これは彼にとって今年初の米国でのフル・コンサート。ライヴではビデオが故障し、所々でマイクが途切れるなど技術的な問題が発生したものの、マルチプラチナ・ラッパーの彼は27曲をこなして1時間45分に及ぶパフォーマンスを披露。会場は特有の活気につつまれた。また、サイド・グループのD12、オープニング・アクトの50 Cent、デトロイト出身のラッパーObie Triceらも顔を見せた。

Eminemは、'02年の北米Anger Management Tourのときに使われた大観覧車と、ステージを映し出す3つのビデオスクリーンが備えられたカーニヴァル・スタイルのステージで、仲間たちと一緒にパフォーマンス。ステージにはまた、故郷での公演ということもあって、いくつかのちょっとしたアイテムも付け加えられていた。

花火をふんだんに使った今回のパフォーマンスは、デトロイトでの公演を呼びかけた市長のKwame Kilpatrickのビデオ映像からスタート。ビデオにはまた、Michael Jacksonをからかってロンドンで赤ん坊の人形をぶら下げた映像や、Kid Rockがジャックダニエルを飲み、ハマーに乗って会場に駆けつける映像も含まれていた。ビデオが終わると、今度は本物のハマーがステージに現れてEminemとD12のProofが登場。「Square Dance」でライヴ本番がスタートした。

先週末、50 Cent、Obie Trice、D12らが殺人の脅しを受けた。このため、50 Centは防弾車で移動し、他は護衛を付けて行動した。警察およびコンサート警備員から脅しの詳細についてのコメントはない。主催者は、今回の公演チケットは全米45州とカナダで販売されたと発表している。

(C)LAUNCH.com
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