スリップノットの音楽、殺人事件に影響？

ヘヴィ・メタルのカルト・バンドSlipknotの音楽が、カリフォルニアで起きた22歳の青年の殺人事件に影響しているとサン・バーナーディノ警察が話している。

22歳のJason Harrisと友人の16歳のAmber Rileyは、今年４月、Terry Ray Taylorの喉を刺し切りつけた容疑で逮捕されている。『San Bernadino Country Sun』紙によると、警察と捜査官は、２人の容疑者がTaylor殺害の前と後にSlipknotの音楽を聴いていたと話しているという。

Slipknotは、殺人事件に関連づけられたことや容疑者が彼らの音楽をスケープゴートに使用する可能性について「ノー・コメント」との態度を表明している。

HarrisとRileyは法廷で、Slipknotの'01年のアルバム『Iowa』に収録された曲「Disasterpiece」の詞について言及している。彼らは、曲の「I wanna slit your throat and f--k the wound（お前の喉を切り裂いて、傷をファックしてやりたい）／I wanna push my face in and feel the swoon（顔を突っ込んで、恍惚としたい）」という部分を挙げた。

検察官は、HarrisとRileyはTaylor殺害を何ヵ月も前から計画していたと主張している。

HarrisとRileyは、保釈の見込みのないまま拘置されている。今週終わりに公判前の審問が予定されている。

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